発表番号 [8-25(P)]
Evaluation of Applicability of Recycled Carbon Fiber to Water Environment
Tasuku KATO[Tokyo University of Agriculture and Technology]・Tomoya MARUYAMA[Tokyo University of Agriculture and Technology]・Tomoya SUGIYAMA[Tokyo University of Agriculture and Technology]
リサイクル炭素繊維による水環境保全対策の可能性の検討
○加藤 亮[東京農工大学]・丸山 智也[東京農工大学]・杉山 智哉[東京農工大学]
炭素繊維による水質浄化は,炭素繊維の持つ生物親和性を利用して微生物を集め,栄養塩類を吸収・分解することで行われる。この炭素繊維素材を農業排水路に投入し,窒素やリンといった肥料成分を回収することは,資源循環に貢献することが期待でき,炭素繊維のライフサイクルも長命化することができる。以上から本研究では,炭素繊維に付着するバイオフィルムによる窒素リンの吸着性能試験と農業排水路での実証試験を行う。
Keyword: 炭素繊維,水質浄化,回収技術,バイオフィルム, ,
GET PDF=23/8-25(P).pdf
発表番号 [3-19]
Water temperature dependency of the digital TDR and TDT sensors
Ran MOTOJIMA[Graduate School of Agriculture, Forestry and Fisheries, Kagoshima Uni.]・Yuji ITO[Faculty of Agriculture, Kagoshima Uni.]・Kazuro MOMII[Faculty of Agriculture, Kagoshima Uni.]
デジタルTDR,TDTセンサーの水温依存性
○元嶋 藍[鹿児島大学大学院]・伊藤 祐二[鹿児島大学]・籾井 和朗[鹿児島大学]
米国Acclima製デジタルTDR,TDTセンサーで測定される誘電率と電気伝導度の水温依存性を室内実験によって調べた.最新型TDR-315Hの水温依存性は基準値と同等であり,高い補正効果が期待できた.一方,TDR-315とTDTは,水温依存性は異なり,測定誤差も大きく,水についてはセンサー毎に固有の補正式が必要と考えられた.今後,低誘電性媒質の土壌について温度依存性や測定誤差を調べる予定である.
Keyword: 誘電率, 体積含水率, 電気伝導度
GET PDF=21/[3-19].pdf
発表番号 [1-22(P)]
Discussion about the problem of the activities in multifunctional payment system using the workshop approach, at Kahoku Town, Yamagata Pref.
Takuya KARASAKI[Institute for Rural Engineering, NARO]・Kazuko ENDO[Institute for Rural Engineering, NARO]・Takuya MINETA[Institute for Rural Engineering, NARO]・Tetsushi SHIGEOKA[Institute for Rural Engineering, NARO]
山形県河北町におけるワークショップを活用した多面的機能支払交付金活動の課題検討
唐崎 卓也[農村工学研究部門]・遠藤 和子[農村工学研究部門]・嶺田 拓也[農村工学研究部門]・重岡 徹[農村工学研究部門]
山形県河北町の多面的機能支払交付金活動組織を対象とするワークショップの結果から,活動組織は,会計処理や報告書作成,交付金の使途,高齢化による事故,後継者の確保において困難を抱えていることがわかった。これに対し,WSにおける意見交換を経て,個々の組織の活動実績や経験,工夫を持ち寄るような情報共有の場として18の活動組織が主体となる町全体の協議会設立が提案されるなど課題解決に向けた検討が進んだ。
Keyword: 農村振興, 社会計画, 生産施設
GET PDF=19/1-22(P).pdf
発表番号 [8-25(P)]
Water management of paddy fields in flat and lower area from the viewpointof natural land conditions
Hideharu Kurita[National Agriculture and Food Research Organization]
自然立地条件からみた低平地水田の水管理
栗田 英治[農業・食品産業技術総合研究機構]
地域ごとのきめ細かな圃場の水管理に資することを目的に,新潟県西蒲原地域(馬堀幹線用水路地区)の低平地水田を対象に,地形や土壌などの自然立地条件の違いに起因する圃場の特徴が過去・現在の水田の水管理に及ぼす影響を検討した。当該地区には,地形及び土壌分類をもとに6つタイプの分類でき,排水性に難があると考えられる分類「後背低地−泥炭質グライ低地土」の分布は,かつての掘上田の分布と重なる。
Keyword: 自然立地, 低平地, GIS
GET PDF=19/8-25(P).pdf
発表番号 [3-18]
On the Problems of Implementing Seismic Performance Evaluation of Dam(JGS 0542)
Hideaki Kometani[NTC Consultants Inc]
ダムの耐震性能照査を実施する上での問題点について(JGS 0542)
米谷 英晃[NTCコンサルタンツ(株)]
フィルダムの地震応答解析は、一般的に等価線形化法解析を行う。この解析に用いる土質定数を求めるために『JGS 0542』を実施することが多いが、これは等価線形化法解析の手法とは論理的に合致していない。よって、『JGS 0542』に変わる新たな試験を実施し、試験結果について比較検討を行った結果、等価線形化法のパラメータとして『JGS 0542』の結果を用いた場合、過大な評価となる可能性がある結果を得た。
Keyword: JGS 0542, 等価線形化法,
GET PDF=18/3-18.pdf
発表番号 [8-25]
2D LBM-DEM Study for Critical Tractive Force of Cohesionless Material under Upward Seepage Condition
Kentaro Morita[Graduate School of Agriculture, Kyoto University]・Yutaka Fukumoto[Graduate School of Engineering, Nagaoka University of Technology]・Kazunori Fujisawa[Graduate School of Agriculture, Kyoto University]・Akira Murakami[Graduate School of Agriculture, Kyoto University]
鉛直上向き浸透流の作用する非粘着性材料の限界掃流力についての2次元LBM-DEMシミュレーション
森田 健太郎[京都大学大学院]・福元 豊[長岡技術科学大学大学院]・藤澤 和謙[京都大学大学院]・村上 章[京都大学大学院]
河川における護床ブロックなどの土構造物は,その表面に作用する水流によって,侵食や不安定化を招くことが多くある.このような現象を理解するためには,浸透流と地表面を流れる水流による影響が,どのように地盤に及ぶかを把握する必要がある.そこで,個別要素法(DEM)と格子ボルツマン法(LBM)による2次元シミュレーションを用いて,上向きの浸透流が非粘着性の土試料に作用している場合の限界掃流力について調べた.
Keyword: 数値解析, ,
GET PDF=18/8-25.pdf
発表番号 [3-28(P)]
Geostatistical interpolation of soil water retention curve using PTFs based on particle size distribution
Saito Hirotaka[Graduate School of Agriculture, Tokyo University of Agriculture & Technology]・Shiga Wataru[Graduate School of Agriculture, Tokyo University of Agriculture & Technology]・Kohgo Yuji[Graduate School of Agriculture, Tokyo University of Agriculture & Technology]
粒度分布に基づくPTFを用いた土の水分保持曲線の地球統計学的補間
斎藤 広隆[東京農工大学大学院]・志賀 渉[東京農工大学大学院]・向後 雄二[東京農工大学大学院]
不飽和土の透水係数や水分保持曲線などの水理特性の空間分布を求める際に,比較的測定しやすい土壌特性から間接的に水理特性を求めるペドトランスファー関数(PTF)とクリギングによる空間補間法を組み合わせる方法について土壌水理特性データベースを用いて検討した.粒度分布から水分保持特性を推定するPTFを用いた結果,データによる校正が可能なPTFであれば,どれも高い精度での予測が可能であることが示された.
Keyword: 水分保持曲線, ペドトランスファー関数, クリッギング
GET PDF=17/3-28(P).pdf
発表番号 [8-25]
Evaluation of Splitting Fracture Behavior Cement Improved Soil by AE Energy Parameter
Shimamoto Yuma[Graduate School of Science and Technology, Niigata University]・Suzuki Tstsuya[Faculty of Agriculture, Niigata University]・Morii Toshihiro[Faculty of Agriculture, Niigata University]
AEエネルギ指標に基づくセメント改良土の割裂破壊挙動評価
島本 由麻[新潟大学大学院]・鈴木 哲也[新潟大学]・森井 俊広[新潟大学]
引張応力に対するひび割れの発生や進展の挙動を把握することは構造材の破壊現象解明において重要な課題である.本研究では,セメント改良土の割裂応力場におけるAEエネルギとエネルギ解放率との関係を考察した.エネルギ解放率が増加する以前に,AEエネルギが急増することが明らかになった.AEエネルギはエネルギ解放率を推定する指標として有効だと考えられる.
Keyword: セメント改良土, 割裂引張強度試験, AE
GET PDF=17/8-25.pdf
発表番号 [8-25]
Measurement of critical tractive force with upward seepage flow
Fujisawa Kazunori[Graduate School of Agticulture, Kyoto University]・Murakami Akira[Graduate School of Agticulture, Kyoto University]・Fukushima Naoko[Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries]
浸透流と表面流が作用する時の限界掃流力測定
藤澤 和謙[京都大学大学院]・村上 章[京都大学大学院]・福島 直子[農林水産省]
農業ダム,ため池,堤防などの堤体が受ける被害の多くは豪雨によるものであり,越流とパイピングが懸念される.農業水利施設の強化が求められる現在において,越流とパイピングの複合的な現象のリスクを正しく評価する必要がある.浸透流と表面流が同時に作用しているときの侵食現象を理解する第一ステップとして,本研究では上向きの浸透流が生じているときの限界掃流力の測定を試みた.
Keyword: 室内実験, 限界掃流力, 動水勾配
GET PDF=16/8-25.pdf
発表番号 [2-06]
Effect of Snowfall pattern to the Soil Temperature Profile in Apple Orchard
KATO Koh[Faculty of Agriculture and Life Science , Hirosaki University]
降雪形態がリンゴ園地の地温分布に及ぼす影響
加藤 幸[弘前大学農学生命科学部]
青森県津軽地方のリンゴ園地で3カ年にわたり初雪・根雪日と積雪下の地温分布について調査した.2014-2015年の冬期は初雪が遅く12/2であった.しかし,そのまま根雪となったことで,積雪による保温効果が大きく作用し,1,2月には地表から8,16cm深の地温が例年と比較し1℃以上高めの値となった.融雪期に入った3月下旬でもこの傾向は保持されており,降雪形態が積雪下の地温分布に及ぼす影響を確認できた.
Keyword: リンゴ園, 降積雪, 地温
GET PDF=15/2-06.pdf
発表番号 [8-25]
FEM flood analysis on small earth dams
Kojima Hajime[Graduate Schoool of Agriculture,Tokyo University of Agriculture and Technology]・Kohgo Yuji[Graduate Schoool of Agriculture,Tokyo University of Agriculture and Technology]・Shimada Kiyoshi[Graduate Schoool of Agriculture,Tokyo University of Agriculture and Technology]・Shoda Daisuke[National Institute for Rural Engeneering]・Suzuki Hisato[National Institute for Rural Engeneering]
ため池決壊氾濫有限要素解析手法について
小嶋 創[東京農工大学大学院]・向後 雄二[東京農工大学大学院]・島田 清[東京農工大学大学院]・正田 大輔[(独)農研機構 農村工学研究所]・鈴木 尚登[農研機構農村工学研究所]
非構造格子によるため池決壊氾濫解析を行うため,有限要素法を用いた解析手法を構築した.本手法は,直線水路における段波の解析では,理論値と概ね一致する解析結果が得られたが,二次元ダム破壊流れの解析では,浸水域の形状が実験結果とは異なった.実際のため池決壊事例への適用に向け,風上化スキームの導入等により解析精度を向上させることが今後の課題である.
Keyword: 水利構造物, 有限要素法, ため池氾濫解析
GET PDF=15/8-25.pdf
発表番号 [2-22]
Effect of agroforestry in developing country as adaptation to climate change
Matsubara Eiji・Watanabe Mamoru・Shiraki Shutaro
[Japan International Research Center for Agricultural Sciences]
途上国における気候変動対策としてのアグロフォレストリーの効果
松原 英治・渡辺 守・白木 秀太郎
[国際農林水産業研究センター]
アグロフォレストリー(AF)は、農地と林地を組み合わせた農林業で、樹木に炭素を隔離できることから、気候変動に対応した土地利用として注目されている。パラグアイのAFの例では、植林後5年経過した純人為的炭素隔離量は計画面積52.4haに対し5tC程度に過ぎなかったが、AFは林産物の追加収益のほか、土壌侵食防止、防風、庇陰、景観の改善等の環境改善効果があり、とくに小規模農家に有利であった。
Keyword: アグロフォレストリー, CDM, 小規模農家
GET PDF=14/2-22.pdf
発表番号 [8-25]
Repair of drainage canal revement on the poor ground by load control
yamada akio
[Niigata Prefecture]
軟弱地盤における荷重コントロールによる排水路護岸改修
山田 秋夫
[新潟県]
軟弱地盤上の排水路護岸改修について各施工段階ですべり破壊を生じさせないように検討を行った事例について述べる。対象施設は腐食の進んだ軽量鋼矢板護岸排水路であり、県営基幹水利施設ストックマネジメント事業で改修を行っているものである。
Keyword: 斜面安定・土圧・支持力, 土構造物の解析,
GET PDF=14/8-25.pdf
発表番号 [8-25]
katano kentaro [Graduate School of Agriculture, Meiji University]
komiya syujiro [Graduate School of Agriculture, Meiji University]
noborio kosuke [School of Agriculture, Meiji University]
[]
[]
タイ国の水田から発生する温室効果ガスフラックスの測定
○片野健太郎 [明治大学大学院農学研究科]
小宮秀治郎 [明治大学大学院農学研究科]
登尾浩助 [明治大学農学部]
Theerayut Toojinda [Rice Gene Discovery Unit, Kasetsart University]
TiwaPakoktom [Department of Agronomy, Kasetsart University]
Keyword: , ,
GET PDF=13/13008-25.pdf
発表番号 [8-25]
Temperature effects of mechanical properties in an unsaturated soil
Pyone Win Win [Tokyo University of Agriculture and Technology]
Minamino Hirokiyo [Tokyo University of Agriculture and Technology]
Moritani Shigeoki [Tokyo University of Agriculture and Technology]
Saito Hirotaka [Tokyo University of Agriculture and Technology]
Kohgo Yuji [Tokyo University of Agriculture and Technology]
不飽和土の力学的特性に対する温度依存性について
○Pyone Win Win [東京農工大学]
南野 浩清 [東京農工大学]
森谷 慈宙 [東京農工大学]
斎藤 広隆 [東京農工大学]
向後 雄二 [東京農工大学]
温度の違いによる不飽和土の力学的特性を調べるため,温度調整機能型三軸圧縮試験機を用いた.試料 にはDL クレイを用い,圧密排水(CD)条件下で行われた.拘束圧は基底応力で150kPaとした.温度依存性を調べるため,20,30,40℃の一定温度,0,20,50kPaの一定サクション下で実施した.試験結果より,DL クレイについて,今回の試験範囲では,温度の違いがせん断強度・変形特性に与える影響は比較的小さいことが分かった.
Keyword: 地盤の熱的性質, 土の静力学的性質, 地盤の変形
GET PDF=12/12008-25.pdf
発表番号 [2-39]
Features and applicability of a method using polystyrene film to measure radon concentration in groundwater
Yoshimoto_Shuhei [National Institute for Rural Engineering]
Tsuchihara_Takeo [National Institute for Rural Engineering]
Ishida_Satoshi [National Institute for Rural Engineering]
Imaizumi_Masayuki [National Institute for Rural Engineering]
ラドン吸収フィルムを用いた地下水ラドン濃度測定法の特徴と適合性
○吉本周平 [農村工学研究所]
土原健雄 [農村工学研究所]
石田聡 [農村工学研究所]
今泉眞之 [農村工学研究所]
ラドン吸収フィルムによる地下水ラドン濃度測定法は,採水可能な水が僅少で従来法の適用が困難な地点への適用が期待される.フィルムのラドン吸収量は4日を超えるとほぼ横ばいなので,フィルムを設置する期間は1週間が実用的である.ラドン濃度が安定している地点で従来法によるラドン濃度とフィルムのラドン吸収量を予め測定して回帰曲線を作成し,分配率を求めれば,フィルムのラドン吸収量からラドン濃度を算定できる.
Keyword: 地下水, ポリスチレンフィルム, 液体シンチレーション
GET PDF=11/11002-39.pdf
発表番号 [2-27]
Development of Diffusive Flood Model Applied to Low-Lying Area for Evaluation of Impact of Global Warming
Masumoto Takao [National Institute for Rural Engineering]
Minakawa Hiroki [National Institute for Rural Engineering]
低平農地における温暖化影響評価のための排水解析モデルの構築
増本 隆夫 [(独)農研機構 農村工学研究所]
○皆川 裕樹 [(独)農研機構 農村工学研究所]
温暖化が低平農地排水に与える影響を評価するため、石川県加賀三湖地区を対象に排水解析モデルを構築した。非氾濫域にはキネマティック流出モデル、氾濫域には低平地タンクモデルを適用した。実測豪雨による再現解析では、非氾濫域からの流入は実測水位からの変換流量と、氾濫域では実測水位と計算値の比較を行っている。また、計算で求めたピーク堪水深より、低標高の水田でかなりの堪水が生じていたことが推定された。
Keyword: 排水解析, 低平地, 地球温暖化影響評価
GET PDF=10/10002-27.pdf
発表番号 [8-25(P)]
Experimental Study on Curuising Speed of Largemouth Bass (Micropterus salmoides)
IMANISHI Yohei [Faculty of Bioresource Science, Akita Prefectual University]
NAGAYOSHI Takeshi [Faculty of Bioresource Science, Akita Prefectual University]
SATO Teruo [Faculty of Bioresource Science, Akita Prefectual University]
HATA Kenji [Faculty of Bioresource Science, Akita Prefectual University]
SHIMADA Hiroshi [Faculty of Bioresource Science, Akita Prefectual University]
オオクチバスの巡航速度に関する実験
○今西 洋平 [秋田県立大学 生物資源科学部]
永吉 武志 [秋田県立大学 生物資源科学部]
佐藤 照男 [秋田県立大学 生物資源科学部]
端 憲二 [秋田県立大学 生物資源科学部]
嶋田 浩 [秋田県立大学 生物資源科学部]
本研究では,河川や水路といった流れのある水域でのオオクチバスの遊泳能力を解明するため,実験的に巡航速度を求めた。その結果,オオクチバスの巡航速度の値は,標準体長の違いによらず,40cm/s前後の範囲にあることがわかった.また,20cm/s以上の流速条件下では,すべての個体において強い向流性が認められた。このことから,比較的に流れの速い水域においてもオオクチバスの生息や繁殖の危険性があることが示唆された。
Keyword: オオクチバス, 巡航速度, 生態系
GET PDF=10/10P08-25.pdf
発表番号 [2-20]
Drought Prediction in Chao Phraya River Basin, Thailand
HIGUCHI_KATSUHIRO [NTC Consultants Co.,LTD.]
WATANABE_HIROSHI [NTC Consultants Co.,LTD.]
MASUNAGA_YAHIRO [NTC Consultants Co.,LTD.]
MIYAZATO_TETSURO [Japan Institute of Irrigation and Drainage]
OHSHIMA_SOTARO [Japan Institute of Irrigation and Drainage]
KUSUNOKI_SHOJI [Meteorological Research Institute]
タイ国チャオプラヤ川流域の将来の渇水予測
○樋口 克宏 [NTCコンサルタンツ(株)]
渡邊 博 [NTCコンサルタンツ(株)]
益永 八尋 [NTCコンサルタンツ(株)]
宮里 哲郎 [日本水土総合研究所]
大島 創太郎 [日本水土総合研究所]
楠 昌司 [気象研究所]
直近の気象解析データを基に流域の渇水状況を把握するため、タイ国チャオプラヤ川流域を対象として流域全体の渇水予測を行なった。まず、現状と将来の各20年分の年降水量データをもとに渇水量をガンベル法により算出し、現状と将来の渇水状況の比較を、グリッド毎ならびに流域毎に行なった。その結果、上流部の谷地や海岸部で年降水量の減少が見られた。また、流域全体では、ピン川上流域全体は15.3mm/year減少、チャオプラヤ川流域全体は、7.7mm/year増加であった。
Keyword: 地球温暖化, 渇水, タイ
GET PDF=09/09002-20.pdf
発表番号 [8-25]
Migration of released juvenile fishes in the mountainous stream in Shonai region
Terunuma Yuta [Yamagata University]
Okubo Hiroshi [Yamagata University]
Maekawa Katsuro [Yamagata University]
Hasegawa Eiichi [Yamagata University]
Ohi Akihiko [Yamagata Prefectural Inland Water Fisheries Experiment Station]
Kawauchi Masayuki [Yamagata Prefectural Inland Water Fisheries Experiment Station]
庄内の山地渓流における放流魚の移動分散
○照沼 雄太 [山形大学]
大久保 博 [山形大学]
前川 勝朗 [山形大学]
長谷川 瑛一 [山形大学]
大井 明彦 [山形県内水面試験場]
河内 正行 [山形県内水面試験場]
庄内地方の山地渓流にてイワナとヤマメの稚魚の標識放流再捕調査を行い移動分散速度を把握した.両種の放流魚の移動分散特性には違いが見られ,ヤマメはイワナに比べ下流への移動個体が多く,これは海から遡上してきた降海型サクラマスから採卵孵化させたものなのでその特性が反映したと考えられた.イワナは当歳魚の平均移動速度は18.5m/日,1年魚は2.5m/日となり放流当年より1年経過後の移動速度が遅くなっていた.
Keyword: 山地渓流, 放流魚, 移動分散
GET PDF=09/09008-25.pdf
発表番号 [2-13]
Analysis of methods for participatory on-farm irrigation development
KONO Satoshi [Graduate School of Life and Environmental Sciences, University of Tsukuba]
Tassanee Ounvichit [Royal Irrigation Department, the Kingdom of Thailand]
SATOH Masayoshi [Graduate School of Life and Environmental Sciences, University of Tsukuba]
農民参加型末端灌漑開発の実現方策に関する検討
○河野 賢 [筑波大学生命環境科学研究科]
タッサニー ウンヴィチット [タイ王国 王室灌漑局 ]
佐藤 政良 [筑波大学生命環境科学研究科]
タイ半島部に位置するThadi灌漑プロジェクト地区における最下流部FTO4地区における農民参加型末端灌漑開発を事例に、その実現方策の検討を行った。本地区では設計段階から農民が開発に参加し、一連の活動と実際に完成した施設の効果を経験することによって自らが土水路を建設し、灌漑管理を行うに至った。このことより農民を適切に誘導し、さらに末端開発の実際の効果を経験させることが参加型末端灌漑開発には有効であることがうかがえる。
Keyword: 農民参加型水管理, 末端灌漑開発, 農民組織
GET PDF=08/08002-13.pdf
発表番号 (1-55)
Development and Application of a New Soil Air Permeability Test Device
Toru NAKAJIMA [Tokyo University of Agriculture and Technology]
Makoto KATO [Tokyo University of Agriculture and Technology]
土壌の透気試験器に関する研究
○中島 亨 [東京農工大学大学院]
加藤 誠 [東京農工大学大学院]
土壌の透気特性は土中のガス移動等の研究において重要である。透気係数は土壌脱臭装置や揮発性有機化合物による土壌汚染の浄化技術において基礎的な係数である。そこで、本研究では透気係数を測定するための実験装置の試作を行い土性の異なる3種類の砂質系土壌の透気係数を測定した。その結果、試作した透気試験器でほぼ妥当な透気係数を測定することができ、透気係数は土壌間隙の保水状態に強く影響されることが示唆された。
Keyword: 透気係数, 透気試験器, 土壌脱臭装置
GET PDF=07/07001-55.pdf
発表番号 2-65
Suppressive effects of magnesium oxides on cadmium uptake by rice plant (1) Cadmium adsorption characteristics of magnesium oxides
Okazaki Masanori [Tokyou University of Agriculture and Technology]
Kimura Sonoko Dorothea [Tokyou University of Agriculture and Technology]
Kikuchi Tetsuro [Tokyou University of Agriculture and Technology]
Ishida Yoshito [Kanazawa University]
Jamsranjava Baasansuren [Tokyo Institute of Technology]
Ogiyama Shinichi [Chiba University]
Motobayashi Takashi [Tokyou University of Agriculture and Technology]
Hattori Takayuki [Pacific Biotechnology]
Abe Toshio [Ams Engineering]
Okada Kikuo [Ams Engineering]
酸化マグネシウム資材による水稲のカドミウム吸収抑制効果 (1)酸化マグネシウム資材のカドミウム吸着特性
○岡崎 正規 [東京農工大学]
木村園子ドロテア [東京農工大学]
菊地 哲郎 [東京農工大学]
石田 義人 [金沢大学]
ジャムスランジャワ バーサンスレン [東京工業大学]
荻山 慎一 [千葉大学]
本林 隆 [東京農工大学]
服部 隆行 [パシフィック バイオテクノロジー]
阿部 登壽男 [アムスエンジニアリング]
岡田 喜久男 [アムスエンジニアリング]
これまで,水稲に対しては,いくつかのカドミウム吸収抑制材の効果が試されてきたが,本研究では,酸化マグネシウム資材を用いたカドミウム吸収抑制効について,(1)では,酸化マグネシウム資材の特性を報告する。
Keyword: 環境保全, 土壌, 土壌環境と植物根系
GET PDF=06/06002-65.pdf
発表番号 8-25
Experimental study of Seepage Failure on Embankment Model in Centrifuge Model Test
Mori Hiroshi [Foundation for Riverfront Improvement and Restoration]
遠心模型実験による河川堤防を対象とした浸透破壊の実験的考察
○森 洋 [財団法人リバーフロント整備センター]
前回の発表では,水平地盤を対象とした浸透破壊現象の再現実験を行い,過剰間隙水圧比変化等を検証した。本論文は,盛土堤防を対象とした液状化時における耐震性評価の一つであるΔu法の検証を行うため,遠心載荷装置を用いた浸透実験を試みた。盛土の破壊過程を地表面変状や画像撮影により捕らえることができ,地盤変状が始まる時点を安全率1が切れる時点と仮定した場合,Δu法はかなり安全側の評価手法であることが分かった。
Keyword: 盛土, 遠心模型実験, 液状化
GET PDF=06/06008-25.pdf
発表番号 3- 4
Fundamental Study on the Utilization of Phosphorous Adsorption Concrete for Vegetation Material
ABE Kouhei [United Gradute School of Agricultural Science,Tottori University]
TOMIYAMA Kazutaka [Faculty of Life and Environmental Science,Shimane University]
SATO Shushi [Faculty of Agriculture,Kochi University]
NONAKA Tsuguhiro [Faculty of Life and Environmental Science,Shimane University]
リン吸着型コンクリートの植生基盤資材としての利用に関する基礎的研究
○阿部 公平 [鳥取大学大学院連合農学研究科]
富山 和孝 [島根大学生物資源科学部]
佐藤 周之 [高知大学農学部]
野中 資博 [島根大学生物資源科学部]
本研究では,水環境中で使用したリン吸着型コンクリート(P−CON)に植物の生育を促す効果があるか基礎的に検討を行った。その結果,P−CONは植物の生育を促す効果があり,また,多孔質材料を利用したP−CONは,その効果を強化する可能性が示唆された。特に,ゼオライトは陽イオン交換能によって窒素やカリウム等の栄養塩を吸着することから,植物の生長を補助する材料として有効であるといえる。
Keyword: 多孔質材料, リン吸着コンクリート, 植生基盤
GET PDF=05/05003-04.pdf
発表番号 8-25
Simultaneous measurement method of soil moisture and salt concentration using ECH2O probe and four-electrode sensor
SAITO Tadaomi [JSPS ( Arid Land Research Center, Tottori Univ.)]
FUJIMAKI Haruyuki [Department of Agricultural and Forest Engineering, University of Tsukuba]
INOUE Mitsuhiro [Arid Land Research Center, Tottori University]
ECH2O水分プローブと4極センサーを用いた土壌水分・塩分の同時測定法
○齊藤 忠臣 [日本学術振興会(鳥取大学乾燥地研究センター)]
藤巻 晴行 [筑波大学農林工学系]
井上 光弘 [鳥取大学乾燥地研究センター]
ECH2O土壌水分プローブは,非常に安価な誘電率土壌水分計として注目される一方,出力値の強い塩分依存性が報告されており,土壌塩濃度の変化する環境下での適用には,経時的な塩濃度の測定を伴う校正が必要となる.本研究では,4極土壌塩濃度センサーをECH2Oプローブと併用し,両センサーの水分・塩分依存性を表す校正式を作成し,これらを連立して解くことにより,安価な水分塩分同時測定システムの確立を目指した.
Keyword: ECH2Oプローブ, 4極センサー, 土壌水分・塩分測定
GET PDF=05/05008-25.pdf
発表番号 4-20
Elasto-plastic finite element analysis of bearing capacity of pile
OKAJIMA Kenji [Graduate School of Agricultural and Life Sciences, University of Tokyo]
TANAKA Tadatsugu [Graduate School of Agricultural and Life Sciences, University of Tokyo]
杭支持力の弾塑性有限要素解析
〇岡島 賢治 [東京大学農学生命科学研究科]
田中 忠次 [東京大学農学生命科学研究科]
杭に関する研究はこれまで多くされてきたが、現在でも貫入不良などの問題は多く発生している。これは、杭の打ち込みや支持力の管理が経験による計算によるところが大きいためである。このため、杭の載荷時の挙動や周辺地盤の状態をあらかじめ予測することが重要である。そこで、本研究では、単杭の載荷挙動を評価できる解析手法の開発を目的とし、弾塑性有限要素解析を行い、杭の支持力と周辺地盤の挙動を評価することとする。
Keyword: 杭, 支持力, 弾塑性有限要素法
GET PDF=04/0404-20.pdf
発表番号 8-25
Comparison of CO2 Fluxes from a Paddy Field Estimated by the Energy Balance Flux Ratio Method and the Chamber Method
Odani Hiromichi [School of Environmental Science, University of Shiga Prefecture]
Tamura Hiroyuki [Graduate School of Environmental Study, Nogoya University]
熱収支フラックス比法とチャンバー法による水田からのCO2フラックスの比較
〇小谷 廣通 [滋賀県立大学環境科学部]
田村 浩之 [名古屋大学大学院環境学研究科]
熱収支フラックス比法とチャンバー法による水稲植被からのCO2フラックスの測定値を比較し考察した。熱収支フラックス比法による測定値は、チャンバー法によるものより2倍程度大きな値が得られたが、従来の測定結果との比較から過大ではないことを示した。また、公表されている高度別光合成速度と高度別葉面積密度のデータを用いて考察し、主として両方法が対象とする葉面積の違いによって2倍程度の差異がでることを示した。
Keyword: 熱収支フラックス比法, CO2フラックス,
GET PDF=04/0408-25.pdf
発表番号 2-14
Spatial variability of hydraulic conductivity in a cassava field, Thailand.
Mami Kakiuchi [Utsunomiya University]
Kazunari Fukumura [Utsunomiya University]
Masahiko Tomita [Utsunomiya University]
透水係数の現場測定と空間分布特性について-タイ国における現場測定から-
○垣内 麻美 [宇都宮大学農学部]
福村 一成 [宇都宮大学農学部]
冨田 正彦 [宇都宮大学農学部]
土壌水文特性の中でも空間変動の大きいと言われている飽和透水係数の現場測定(GP法法)から、その空間変動特性の把握を試みた。調査地はタイ国東北部の赤色土壌が広がるキャッサバ畑で、20X20mの範囲を5mメッシュ、さらにその一部10x10mを2mメッシュに分け各格子点で透水係数を求めた。明確な空間変動特性の把握に至らなかったが、方向バリオグラムの比較から畦方向でやや測点間距離依存性を確認できた。
Keyword: 現場透水試験, 空間統計手法, バリオグラム
GET PDF=03/0302-14.pdf
発表番号 2-37
Method to incorporate the connectivity into equivalent permeability of fractured rock mass
Akira Kobayashi [Graduate School of Agricultural Science, Kyoto Univ.]
Shigeyasu Aoyama [Graduate School of Agricultural Science, Kyoto Univ.]
亀裂性岩盤における等価透水係数テンソルへの連結性の考慮法
○小林 晃 [京都大学大学院農学研究科]
青山 咸康 [京都大学大学院農学研究科]
亀裂性岩盤中を通る地下水は亀裂による水みちを選択的に通過するために,マクロな見地から見た場合に,非常に偏った流れが形成されているように見える.このような現象を連続体でモデル化するためには,異方性を水みちの連結性を考慮したモデルで評価する必要がある.本論では,クラックテンソルで作成した等価透水係数テンソルにBarkerが提案した実数次元を用いて連結性を修正する手法につい述べる
Keyword: 亀裂性岩盤, 透水係数, 連結性
GET PDF=02/0202-37.pdf
発表番号 8-25
ため池堆積土の有効利用に関する研究(その3) −改良土の長期特性−
松原 榮一〔大和平野農地防災事業所〕
矢田 義輝〔大和平野農地防災事業所〕
上田 富正〔大和平野農地防災事業所〕
朝日 彰弘〔(社)農村環境整備センター〕
○小野 正樹〔(株)ジオスケープ〕
自然生態系や周辺環境との調和が求められている大和平野地区のため池改修事業において、改修ため池内の堆積土を固化した改良土を築堤材料として有効利用することにより、従来の改修工事で必要であった土取場・土捨場の縮減による自然環境の保全を図ると同時に、ため池内の水質浄化や親水空間の創造を目的とした研究である。本論文では、ため池供用に際しての改良土の長期特性について室内試験及び数値解析の結果から考察する。
Keyword: 環境保全, 農地環境・景観, リサイクル
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発表番号 8-25
エプロン部下流河床低下時の局所洗掘の実験的研究
弘前大学農学部大学院 小杉英斤
Keyword: 土砂水理, 開水路流れ,
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