発表番号 [G-1-3]
Study on cementation technique of soil using waste oyster shell and its application
Akiho Shindo[NTC Consultants Inc.]・Motohei Kanayama[Iwate University]
カキ殻を利用した土の固化処理技術とその応用
進藤 あきほ[NTCコンサルタンツ(株)]・金山 素平[岩手大学]
環境負荷の少ない新たな材料を用いた地盤改良技術の構築を目的として、本研究ではカキ殻を採用した。カキ殻の主成分である炭酸カルシウムはリン酸水溶液と化学反応することによって、歯や骨と同じ成分であるリン酸カルシウム化合物を生成する。本研究では、リン酸カルシウム化合物の固化性能に着目し、種々の試験条件の下で養生した供試体に対し一軸圧縮試験を行い、その強度特性の変化について実験的に検討を行った。
Keyword: カキ殻, リン酸カルシウム化合物, 固化処理
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発表番号 [G-1-3]
Study on engineering properties of bamboo fiber mixed soil
Kawamura Satoko[Graduate School of General Sciences, Iwate University]・Kanayama Motohei[Faculty of Agriculture, Iwate University]・Yamazaki Ruka[Sanyu Consultants Inc.]・Yuge Kozue[Faculty of Agriculture, Saga University]
竹繊維混合土の工学的性質に関する研究
川村 智子[岩手大学大学院]・金山 素平[岩手大学]・山崎 瑠華[三祐コンサルタンツ(株)]・弓削 こずえ[佐賀大学]
本研究では,竹廃材を利用した地盤改良効果を実験的に検討した.?竹繊維の混合は,施工に必要となる土材料の軽減および強度の増大をもたらし,透水性にほぼ影響を及ぼさないことが分かった.デジタル顕微鏡による観察の結果から,竹繊維の複雑な構造が試料の強度と透水性に深く関与していることが分かった.今後は,竹繊維の腐食・分解を考慮した長期的な影響や耐久性を検討し,現場への適用に向け実践的な検証を行う必要がある.
Keyword: 竹繊維, ,
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発表番号 [G-1-3]
Problems that Livestock Breeders have after the Nuclear power plant accident. ~In case of Iitate village, Fukushima prefecture~
sato sota[Graduate School of Agricultural and Life Sciences at the University of Tokyo]
原発事故後の畜産経営再開者が抱える課題 〜福島県飯舘村を事例にして〜
佐藤 聡太[東京大学大学院]
福島県飯舘村では肉牛の生産が盛んであり、飯舘牛という黒毛和牛が特産品であった。原発事故により村内における全畜産農家が廃業を迫られたが、避難後も畜産経営を再開した方々がいる。 本研究では、村外で肉用牛の経営を再開した飯舘村民を対象とし、避難後の畜産経営における課題を明らかにすることを目的とする。9名の対象者を確認し、うち5名の対象者の聞き取り調査を終えた。ここでは、その調査結果を紹介する。
Keyword: 飯舘村, 畜産経営再開者, 課題
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