コハクチョウの越冬が冬期湛水水田の土壌栄養塩量に与える影響に関する基礎研究 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.189-190 , 2016

発表番号 [G-1-9]

Basic research on an impact of the amount of soil nutrients by Tundra swan in winter-flooded paddy fields

Mori Tatsuya[Shimane University, Graduate School of Life and Environmental Science]・Somura Hiroaki[Shimane University, Faculty of Life and Environmental Science]

コハクチョウの越冬が冬期湛水水田の土壌栄養塩量に与える影響に関する基礎研究

毛利 竜也[島根大学大学院]・宗村 広昭[島根大学]

冬期湛水水田とは,冬水田んぼとも呼ばれる,水稲収穫後の水田に冬から春にかけて水を張る農法のことであり,ロシア極東から飛来する渡り鳥の越冬場としても利用される。渡り鳥(特にコハクチョウ)がこの冬期湛水水田へ排出する糞は有機肥料としての活用が期待される。本研究では,コハクチョウの越冬が冬期湛水水田の田面水や土壌に与える影響を評価し,冬期湛水水田への施肥量削減の可能性を探ることを目的に研究を進めた。

Keyword: 農地環境, 水環境, 土壌
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