発表番号 [G-2-2]
Moisture and Temperature Distribution in Frozen Dry Sand during Infiltration
Fumiya Sato[Graduate School of Bioresources, Mie University]・Kunio Watanabe[Graduate School of Bioresources, Mie University]
乾いた凍土中での浸潤水の凍結が浸潤や地温分布に与える影響
佐藤 郁弥[三重大学大学院]・渡辺 晋生[三重大学大学院]
乾いた凍土への浸潤過程において,浸潤水の凍結が浸潤の形態や速度,温度分布の形成に与える影響を明らかにすることを目的に,一次元浸潤実験を行った.試料に挿入した熱電対から温度を,水分計から水分量を測定し,浸潤速度や水分・温度分布を求めた.浸潤は水みちを形成しながら進行すること,浸潤水の凍結が浸潤速度に影響を及ぼす滴下速度が存在すること,浸潤後地温は0℃に上昇,維持されることを明らかにすることができた.
Keyword: 凍土, 土中氷, 浸潤
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発表番号 [G-2-2]
Numerical Study on Saltwater Intrusion by Opening of Drainage Gate at Isahaya Polder
mikami yumi[Graduate School of General Scientific, Iwate University]・hamagami kunihiko[Faculty of Agriculture Iwate University]・yuge kozue[Faculty of Agriculture Saga University]
諫早湾干拓排水門開門による農地への塩水遡上に関する数値解析
三上 悠美[岩手大学大学院]・濱上 邦彦[岩手大学]・弓削 こずえ[佐賀大学]
諫早湾干拓排水門を開門した際に発生すると予想される干拓地内排水路における塩水遡上に関する数値解析を行った.排水状況確認のためにまず,流出解析と幹線排水路水位計算を行いその結果を用いて塩水遡上予測を行った.短時間でも塩水遡上距離は大きく変動すること,遡上距離は下流水位の影響を大きく受けるが流量が大きい場合は制限されて遡上距離は小さくなることが分かった.
Keyword: 河口, 感潮域の水理,
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発表番号 [G-2-2]
Relationship between forest management and stream water environment
Watanabe Yoko[Dept. Environmental Sciences, Miyagi University]・Harada Shigeki[Dept. Environmental Sciences, Miyagi University]・Ohno Naoko[Miyagi Prefectural Office]
宮城県南の丸森町における森林管理と渓流水の水量・水質に関する研究
渡邊 陽子[宮城大学]・原田 茂樹[宮城大学]・大野 菜穂子[宮城県]
丸森町をフィールドとし社会条件の変化にも着目しながら、森林管理のあり方を提案することを卒業論文として行う。特に、森林から流出する渓流水の水量と水質に注目する。丸森町は震災後の原発事故の影響が緩和され、新しい街づくり目標の立案が求められている。森林伐採も起こっており水文流出構造にげ影響を与えていると考えられるので、本報告では水量のデータを中心とし、モデル解析へと発展させる過程を報告する。
Keyword: 森林水文, ,
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