土壌改良材施用条件下のりんご園土壌の銅の存在形態とその挙動に及ぼす影響 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.142-143 , 2018

発表番号 [G-2-5]

Effects of application of soil conditioner on existence form and behavior of copper in apple orchard soil

Eriko Komori[Graduate School of Agriculture and Life Science,Hirosaki University]

土壌改良材施用条件下のりんご園土壌の銅の存在形態とその挙動に及ぼす影響

小森 江里子[弘前大学大学院]

日本のりんご園では、長年ボルドー液等の使用によって、土壌表層の銅の蓄積が多いが、重金属の集積によるりんごの生育阻害については、問題とならなかった。一方で、土壌中において、コロイド粒子と結合した銅はコロイドと共に移動しやすく、環境中への銅の流出が懸念される。そこで本研究では、降水強度及び土壌改良材施用が可給性、移動性の異なる各形態の銅の挙動に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。

Keyword: リンゴ園土壌, 銅, 土壌改良材
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.134-135 , 2017

発表番号 [G-2-5]

Seasonal changes of aquatic flora in the Fuchu-Yosui Irrigation System

Aihara Seiya[Tokyo University of Agriculture and Technology, Graduate School of Agriculture]・Fukuda Shinji[Tokyo University of Agriculture and Technology, Institute of Agriculture]

府中用水の水生植物相の季節変化

相原 星哉[東京農工大学大学院]・福田 信二[東京農工大学大学院]

本報では,府中用水の水生植物相の季節変化について報告する.現地調査では,10 mの調査区を14地点設定し,毎月の水生植物相を記録するとともに,物理環境特性(水面幅,水深,流速,河床材料)について調査した.その結果,一時的水域では,水生植物相が灌漑期と非灌漑期で大きく変化したが,湧水が流入する恒久的水域では,年間を通じて水生植物相が安定しており,水生植物相に対する灌漑の影響が示唆された.

Keyword: 生態系, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.213-214 , 2016

発表番号 [G-2-5]

Improvement of pesticide fate and transport model (SPEC) for simulating the pesticide dissipation in multiple layered soil

Akai Shimpei[Tokyo University of Agriculture and Technology, Department of International Environmental and Agricultural Science]・Julien Boulange[Meiji University]・Piyanuch Jaikaew[Tokyo University of Agriculture and Technology, Department of International Environmental and Agricultural Science]・Saito Hirotaka[Tokyo University of Agriculture and Technology, Department of International Environmental and Agricultural Science]・Watanabe Hirozumi[Tokyo University of Agriculture and Technology, Department of International Environmental and Agricultural Science]

農薬動態予測モデル(SPEC)の多層化土壌での農薬消長再現への改良

赤井 慎平[東京農工大学大学院]・ジュリアン ブランジェ[明治大学]・ピヤヌッチ ジャイケーウ[東京農工大学大学院]・斎藤 広隆[東京農工大学大学院]・渡邊 裕純[東京農工大学大学院]

本研究では農薬消長予測モデルSPECの多層化の導入のよる改良が試みられた。多層化改良モデルは2013年6月10日から2014年5月4日にかけて行われたアトラジンのモニタリング結果を小さい計算誤差かつ高い精度で再現し、多層化の導入の成功を示した。しかしながら水収支、農薬収支の各プロセスの計算式には依然として改善の必要性があることが示唆された。  

Keyword: SPEC, 濃度, 土中水
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