発表番号 [G-2-6]
Evaluation of poor drainage of farmland after decontamination in Iitate village
Naoto Okumura[Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]・Masaru Mizoguchi[Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]・Masaomi Kimura[Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]
飯舘村における除染後農地の排水不良性の評価
奥村 直人[東京大学大学院]・溝口 勝[東京大学大学院]・木村 匡臣[東京大学大学院]
2011年の福島第一原発事故により福島県を中心に放射性物質汚染が広がった。福島県飯舘村も被害を受けた地域である。生活圏内の空間線量率を下げるために除染工事が行われているが、その際に農地が踏み固められ、排水性が悪化しているとの指摘がある。しかし除染後農地の排水性不良の実態について不明な点が多い。本研究では除染後農地を対象に降雨直後の水溜りの分布と、排水性や硬度などの土壌物理性との関係を調査した。
Keyword: 農地除染、排水性, 土壌硬度, ドローン
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発表番号 [G-2-6]
Investigation on the Asian clam discharge by sludge discharge operation in Miyagawa irrigation channel
nishimura motoki[mie university]
宮川用水における排泥操作によるタイワンシジミの排出量調査
西村 元輝[三重大学]・岡島 賢治[三重大学]・鈴木 唯[三重大学]
三重県に広がる宮川用水において近年タイワンシジミによる通水阻害が生じている.本研究では,宮川用水土地改良区による排泥操作時のタイワンシジミの記録を基に,タイワンシジミのパイプライン内での分布と移動状況の分析を行った.その結果,宮川用水のすべてのパイプラインにおいて生きたタイワンシジミの分布が確認された.さらに,排泥工から排出されるシジミの個体量指数は,流量の増減傾向とよく一致した.
Keyword: タイワンシジミ, ,
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発表番号 [G-2-6]
Study of hydraulic value estimation at an open canal under sedimentary condition ~ North Thailand , Mae rao river ~
KOZAWA TAKUJI[Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]・KUBO NARITAKA[Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]・IIDA TOSHIAKI[Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]・KIMURA MASAOMI[Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]
堆砂状態下の開水路における水理諸量の推定に関する研究 〜北タイ、メラオ川流域を対象として〜
小澤 拓治[東京大学大学院]・久保 成隆[東京大学大学院]・飯田 俊彰[東京大学大学院]・木村 匡臣[東京大学大学院]
タイ北部のメラオ川流域では乾季にローテーション灌漑を行っているが、配水の公平性に不満を持った利用者による違法取水が起きている。この解決策としてUnggoon(2010)によって流れの状況を数理モデル化した効率用水管理が提案されている。しかし、対象地域の水路では上流からの流入土砂の影響で水路内の堆砂量を考慮する必要がある。本研究ではそうした堆砂状況下の水路における水理諸量の推定を行った。
Keyword: 数値シミュレーション, 用水管理, 灌漑システム
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