発表番号 [S-1-3]
Characteristics of Acoustic Emission of Damaged Concrete in Compressive Stress Field
○Yuji ITO[Faculty of Agriculture Niigata University]・Kazuma SHIBANO[Graduate School of Science and Technology, Niigata University]・Nadezhda MOROZOVA[Graduate School of Science and Technology, Niigata University]・Yuma SHIMAMOTO[Institute of Agriculture, Tokyo University of Agriculture and Technology]・Tetsuya SUZUKI[Faculty of Agriculture, Niigata University]
損傷が進行したコンクリートの圧縮応力場のAE特性
○伊藤 勇志[新潟大学]・柴野 一真[新潟大学大学院]・Nadezhda MOROZOVA[新潟大学大学院]・島本 由麻[東京農工大学大学院]・鈴木 哲也[新潟大学]
近年,コンクリート水利施設において老朽化対策が技術的課題となっている.老朽化対策には損傷度評価法の開発が不可欠であり,筆者らは損傷の進行したコンクリートにおいての物性評価を試みている.本報では,損傷コンクリートを用いてX線CT法と超音波法,共鳴法,圧縮試験時のAE計測を用いてコンクリート損傷度を評価した.結果,損傷の進行したサンプルにおいても非破壊検査による損傷度評価が可能であることが示唆された.
Keyword: コンクリート,X線CT法,AE,損傷, ,
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発表番号 [S-1-3]
Neural Network Application for Predicting The Efficiency of Circulating Irrigation Pump System−Case Study in Inbanuma, Chiba, Japan−
Dhio Meydi Permana[Graduate School of Agriculture, Tokyo University of Agriculture and Technology]・Tasuku KATO[Graduate School of Agriculture, Tokyo University of Agriculture and Technology]・Fumi Okura[JIRCAS]
Neural Network Application for Predicting The Efficiency of Circulating Irrigation Pump System−Case Study in Inbanuma, Chiba, Japan−
○Dhio Meydi Permana[東京農工大学]・Tasuku KATO[東京農工大学大学院]・Fumi Okura[国際農林水産業研究センター]
印旛沼における水田地帯の循環灌漑について、ポンプの稼働状況をニューラルネットワークを用いてシミュレーションを行った。また、GCMの温暖化シナリオRCP8.5の出力結果をダウンスケーリングし、降雨量の予測に基づくポンプ稼働の予測について、現行のデータと比較した。結果として、ポンプの稼働条件が今後変わることが明らかになった。
Keyword: circulation irrigation system, pump efficiency, neural network
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発表番号 [S-1-3]
Development and Optimization of Reservoir Water Level Prediction Model by LSTM
Tsumugu Kusudo[Faculty of Agriculture, Kindai University]・Daisuke Hayashi[Faculty of Agriculture, Kindai University]・Daiki Matsura[Faculty of Agriculture, Kindai University]・Atsushi Yamamoto[Faculty of Agriculture, Kindai University]・Masaomi Kimura[Faculty of Agriculture, Kindai University]・Yutaka Matsuno[Faculty of Agriculture, Kindai University]
長短期記憶(LSTM)を用いた溜池水位予測モデルの構築と最適化
楠堂 紡[近畿大学大学院]・林 大輔[近畿大学大学院]・松浦 大輝[近畿大学大学院]・山本 純之[近畿大学大学院]・木村 匡臣[近畿大学大学院]・松野 裕[近畿大学大学院]
近年農業土木分野において深層学習モデルの成果が数多く報告されている.本稿では溜池水位予測の新たな手法として長短期記憶(LSTM)を用いた深層学習モデルの構築を行い,各層のパラメータチューニングとテストデータに着目しモデルの構築と適正な評価についての考察を行った.結果としてパラメータやテストデータの選定がモデル精の度評価に大きく影響することが示唆され,LSTMによる水位予測の有用性が示された.
Keyword: 溜池, 深層学習, LSTM
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発表番号 [S-1-3]
Development of smart agriculture experience kit for beginners
KAZUSHI TAKAKUSAGI[Grduate School of Agricultural and Life Sciences, Faculty of Agriculture, The University of Tokyo]・MASARU MIZOGUCHI[Grduate School of Agricultural and Life Sciences, Faculty of Agriculture, The University of Tokyo]
初心者のためのスマート農業体験キットの開発
高草木 和史[東京大学大学院]・溝口 勝[東京大学大学院]
スマート農業におけるIoT分野の初歩を自習するための教材が必要である。そこで初心者である私が温湿度モニタリング機器を自作し、そのマニュアルを作成した。それを初心者である友人に評価してもらった。結果、マニュアルの内容だけでなく、使用するサービスやパソコンの状態に依存する問題が明らかになった。初心者の私でもマニュアルを作成できたことを考えれば、知識不足がスマート農業に取り組まない理由にはできない。
Keyword: IT, 教育手法,
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発表番号 [S-1-3]
Place-specific certification schemes: the approach converting local issues into marketable forms
Reiko Omoto[Faculty of Regional Sciences, Tottori University]
生産地が創る流通の仕組み:課題をマーケタブルな形に変換する「ローカル認証」
大元 鈴子[鳥取大学]
本稿は、地域独自の環境認証制度であるローカル認証が、地域特有の環境問題の解決にどのように寄与し、また、地域全体の持続可能性を促すかを、米国のサーモン・セーフ認証を紹介することで検討する。ローカル認証は、地域の内発的プロセスによって新たな価値形成を促すとともに、その価値を評価する新しい流通ネットワークを構築するプラットフォームとなる。ローカル認証のトルコにおける事例地における導入可能性も検討する。
Keyword: ローカル認証, サケ, 価値形成
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発表番号 [S-1-3]
Farmland decontamination of radioactive contaminants to reduce dose rate
Yoshida Shuichiro[Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]
農地の除染と空間線量率の低下について
吉田 修一郎[東京大学大学院]
農地の土層の放射性セシウムと周辺環境の放射性セシウムの空間線量に対する寄与について、物理的な観点から整理し、時間の経過や、除染の実施が空間線量の低減どのような影響を及ぼしているのかを、飯舘村による長期にわたる観測データを参照して考察する。
Keyword: 農地保全, ,
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発表番号 [S-1-3]
Perspectives of the PWE Journal (published by Springer) of PAWEES
Masumoto Takao[Institute for Rural Engineering, NARO (NIRE)]
PWE(Paddy and Water Environment)誌のこれまでと今後の抱負
増本 隆夫[農研機構 農村工学研究部門]
一流英文誌の発刊、インパクトファクターの取得、モンスーンアジアの水田農業研究の世界への情報発信を目指して創刊されたPWE誌は、編集委員、財政の基盤となる購読会員、PAWEESや本部学会の事務局等の支援により、農業農村工学会が支える国際誌として高い評価と位置を得てきた。ここでは、編集体制を新たにした機会を捉え、これまでのPWEの変化を振り返りつつ、今後の活動の方向と抱負を纏める。
Keyword: PWE, インパクトファクター(IF), 編集体制
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