発表番号 [S-1-9]
Experimental study on attenuation characteristics of underwater ultrasonic for different particle sizes of suspended solids
○URAHATA Nozomu[Mie University]・IKAI Kento[Mie University]・OKAJIMA Kenji[Mie University]
懸濁物質の粒径による水中超音波の減衰特性に関する実験的考察
○浦畑 夢[三重大学]・猪飼 研人[三重大学]・岡島 賢治[三重大学]
本研究では農業用排水路に流れる懸濁水中での水中超音波の減衰特性を検討し,粒径の影響を精査することを目的に研究を行った.その結果,粒径が2,4μmでは83,200kHzで減衰が見られず8μmでは200kHzの場合のみ減衰が見られた.そのため2,4μmであれば83,200kHz、8μmでは83kHzで水中超音波の反射波の最大振れ幅に粒径の影響がないことが確認された.
Keyword: 水中超音波,減衰特性,懸濁物質,粒径, ,
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発表番号 [S-1-9]
Estimation of labor cost reduction by smart irrigation devices at large-scale rice farming corporation
Keisuke NAKAYAMA[Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]・Toshiaki IIDA[Faculty of Agriculture, Iwate University]・Masaomi KIMURA[Faculty of Agriculture, Kindai University]・Wenpeng XIE[Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]
大規模稲作経営体の水田へのスマート水管理機器導入による水管理労力削減効果の推定
○中山 慶祐[東京大学大学院]・飯田 俊彰[岩手大学]・木村 匡臣[近畿大学]・謝 文鵬[東京大学大学院]
3種類のスマート水管理システムを大規模稲作経営体の水田圃場へ導入し、営農記録とGPSロガーの記録により訪問回数を調べた結果、機器の修理や稼働状況の確認の影響を受け、3種類の機器すべてで機器の設置区への訪問回数が対照区よりも多かった。また、遠隔監視水位計の設置区において湛水深の急激な減少後に圃場で給水操作をした例が見られ、機器設置による圃場への訪問時期の最適化効果が示唆された。
Keyword: 水田灌漑, 水管理労力, スマート農業
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発表番号 [S-1-9(P)]
Buried state of underdrainage pipes on the peatland-farmland
Keisuke Sato[Graduate School of Agriculture, Hokkaido University]・Tadao Yamamoto[Research Faculty of Agriculture, Hokkaido University]
泥炭農地における暗渠管の埋設状態に関する研究
佐藤 慶典[北海道大学大学院]・山本 忠男[北海道大学大学院]
近年,土地改良事業では暗渠排水整備でもストックマネジメントが考慮されているが,泥炭農地における暗渠管の埋設状態や排水機能について十分に検討されていない。暗渠管の埋設状態を把握し,基準線を設定して評価した。その結果,施工年度からの経過と暗渠管の埋設状態には特別な関係はないものの,施工時の暗渠勾配の違いによって相対沈下量が大きくなる傾向が確認された。この結果から,今後の調査内容を提案する。
Keyword: 圃場排水, 不陸, 維持管理
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発表番号 [S-1-9]
Estimation of snowmelt runoff by TOPMODEL with integrated topographic index
Kosei Okura[Graduate School of General Sciences, Iwate University]・Eiichi Kurashima[Faculty of agriculture, Iwate University]
地形指標を集約化したTOPMODELによる融雪流出の推定
大倉 恒星[岩手大学大学院]・倉島 栄一[岩手大学]
積雪は貴重な水資源であり融雪水を利水計画および治水計画に反映させるため融雪過程から浸透,流出に関わる総合的な融雪流出解析手法の確立も有用な水利用の手段となりうる.本研究は標高から算出される地形指標をもとに流出量を推定するTOPMODELに,分布型融雪モデルSNTHERMによって推定された積雪の浸透フラックスを入力することで,両モデルを組み合わせた融雪流出解析手法の確立を試みるものである.
Keyword: 融雪流出解析, TOPMODEL, SNTHERM
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