発表番号 [S-12-4]
A study on optimal irrigation in the semi-arid area on Decan Plateau in India
Nobukazu Minamioka[Graduate School of Agricultural and Life Science, The University of Tokyo]・Masaru Mizoguchi[Graduate School of Agricultural and Life Science, The University of Tokyo]・Tetsu Ito[XSAN co.;Ltd]
インド・デカン高原の半乾燥農地における最適灌漑に関する研究
南岡 伸和[東京大学大学院]・溝口 勝[東京大学大学院]・伊藤 哲[(株)XSAN]
インドの半乾燥地域の持続的成長のため、最適な水利用を行うことが不可欠である。本研究では、インドのハイデラバードのトウモロコシ畑を実験地にとり、センサーとデータ送信機器により得た実測値とHYDRUSによるシミュレーションを組み合わせることで、最適な水管理法を提案できる可能性を見いだせた。今後は、HYDRUSに土壌の土性などのパラメータを入れて、精度の高い計算を行い、最適な水利用法を探っていきたい。
Keyword: 畑地灌漑, 数値解析, IT
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発表番号 [S-12-4]
Hydrological properties and dissolved iron production mechanism in the Amur River
Onishi Takeo[Faculty of Applied Biological Sciences, Gifu University]・Yoh Muneoki[Faculty of Agriculture, Tokyo University of Agriculture and Technology]・Shiraiwa Takayuki[Low Temperature Institute, Hokkaido University]・Nagao Seiya[Institute of Nature and Environmental Technology, Kanazawa University]
アムール川における溶存鉄生成メカニズムと水文現象
大西 健夫[岐阜大学]・楊 宗興[東京農工大学]・白岩 孝行[北海道大学低温科学研究所]・長尾 誠也[金沢大学環日本海域環境研究センター]
鉄が不足するオホーツク海への鉄供給源としてアムール川は重要な役割を果たす。流域の溶存鉄濃度を予測する水文モデルを構築した。またMODISの地表温度データより求めた気温データにより融雪期の再現性が改善した。さらに溶存鉄生成には永久凍土の活動層の季節変化が重要と考えられるが、活動層の空間分布推定は困難である。活動層推定へのX-band SAR後方散乱強度の有効性が指摘されておりこれに期待を寄せている。
Keyword: 溶存鉄, 融雪, 凍土
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