発表番号 [S-18-2]
Social and Political Structure of Dam Removal in the United States
Noda Koji[Faculty of Economics, Tokyo Keizai University]・Maeda Shigeya[College of Agriculture, Ibaraki University]・Minagawa Akiko[School of Environmental Science, The University of Shiga Prefecture]・Wada Kazuya[Faculty of Global and Media Studies, University of Nagasaki]・Kobayashi Hisashi[College of Agriculture, Ibaraki University]
アメリカ合衆国におけるダム撤去の社会政治構造
野田 浩二[東京経済大学]・前田 滋哉[茨城大学]・皆川 明子[滋賀県立大学]・和田 一哉[長崎県立大学]・小林 久[茨城大学]
本発表はアメリカ合衆国でのダム撤去の現状を報告することにある。オレゴン州からカリフォルニア州にかけて流れ、サケ類の重要生息河川であるクラマス川の事例を取り上げる。上流のかんがい農家、内務省開墾局、先住民、4つの水力発電所を所有する民間企業、下流の漁民、FERCなどが重要なステークホルダーになっており、電気利用者(その大半はオレゴン州負担)とカリフォルニア州政府がダム撤去費用を負担することになった。
Keyword: 河川管理, ダム撤去, 費用負担
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