ダム撤去の利害調整過程 熊本県荒瀬ダムを事例として (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.139-140 , 2016

発表番号 [S-18-4]

Coordination Process of Interests: A Case Study of the Arase Dam's Removal in Japan

Ohno Tomohiko[Institute of Human and Social Sciences, Kanazawa University]

ダム撤去の利害調整過程 熊本県荒瀬ダムを事例として

大野 智彦[金沢大学]

近年、流域環境の再生を目的として、長年使用されてきたダムの撤去が行われるようになってきた。しかし、河川流域に関わりを持つ主体は多く、多様な利害関係者が存在する状況で長年存在してきたダムを撤去することは、その利害調整に極めて困難が伴うと想定される。そこで本研究では、日本初の大型ダム撤去事例である熊本県荒瀬ダム撤去を対象として、撤去実現に至る過程と、そこにおける複数の利害の競合状況を整理した。

Keyword: 水利用計画・水利権, 社会計画, 生態系
GET PDF=16/S-18-4.pdf



(C) JSIDRE

JSIDRE search system: Produced by mizo (1998.10.15) Updated by mizo & seki (update history)