魚溜工における土砂動態の水理解析 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.700-701 , 2022

発表番号 [S-2-9]

Hydraulic Analysis of Sediment Dynamics in Fish Pool Structures

○SADA Yusei[university of shiga prefecture]・MINAGAWA Akiko[university of shiga prefecture]

魚溜工における土砂動態の水理解析

○佐田 祐正[滋賀県立大学]・皆川 明子[滋賀県立大学]

農業農村整備事業に伴い施工された魚溜工の土砂動態を解明するため、2019年の台風19号の測定結果を元にiRICNays2DHを用いて河床変動計算を行った。その結果、粗度係数0.030を用いることで台風通過後の堆積高の形状に近づけることができたが、上流部は計算結果より実測値が大きくなった。よって、今後はより実測値に近づけるため、土砂供給方法などの検討が必要と考えられる。

Keyword: 農業排水路,土砂水理,水理構造物,環境配慮, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.795-796 , 2021

発表番号 [S-2-9(P)]

Consolidation Deformation Characteristics of Hachirogata Clay Ground and its Prediction

Takahashi N. [Nippon Koei Co.Ltd.]・Kakizaki S.[Ministry of Agriculture,Forestry and Fisheries]・Takahashi M.[Graduade School,Iwate University ]・Kanayama M.[Faculty of agriculture,Iwate University]

八郎潟粘土地盤の圧密変形特性とその動態予測

高橋 長仁[日本工営(株)]・柿崎 壮太[農林水産省]・○高橋 李衣[岩手大学大学院]・金山 素平[岩手大学]

八郎潟干拓地において農業用構造物に長期間にわたる不同沈下が生じ、農業用水の確保に支障をきたしている。本研究は、農業用構造物の適切な維持・管理に資するため、変形状況と八郎潟粘土の圧密変形特性を把握することを目的とする。干拓地内の地質調査結果より得られた各土質定数を基にし、設置予定であるパイプライン半埋設構造地盤モデルに対して、圧密理論と二次圧密挙動を考慮した八郎潟粘土地盤の動態予測を行った。

Keyword: 八郎潟粘土、不同沈下, 二次圧密, 圧密沈下予測
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.180-181 , 2019

発表番号 [S-2-9]

Effect of distribution tank on energy efficiency of pump irrigation system

Taisuke Sasaki[Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]・Shuichiro Yoshida[Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]・Kazuhiro Nishida[Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]

配水槽の有無がポンプ灌漑のエネルギー効率に与える影響

佐々木 泰介[東京大学大学院]・吉田 修一郎[東京大学大学院]・西田 和弘[東京大学大学院]

配水槽の有無がポンプ灌漑のエネルギー効率に及ぼす影響を,新利根川沿岸地区を対象地として調べた.用水機場の運転記録から電力投入量を計算したところ,ポンプのon/off調節が可能である配水槽がある場合の電力投入量は,ない場合の0.6倍の電力投入であった.配水槽がない地区で配水槽一括方式に変更した場合の電力量変化を計算したところ,ポンプの断続運転により約30%の電力量削減が可能だとわかった.

Keyword: 水田灌漑, 灌漑施設, 用水管理
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