発表番号 [S-3-6]
Prediction of soil erosion considering changes in climate characteristics due to global warming
○Kensuke Koike[Graduate School of Agricultural and Life Sciences,The University of Tokyo]・Taku Nishimura[Graduate School of Agricultural and Life Sciences,The University of Tokyo]・Syoichiro Hamamoto[Graduate School of Agricultural and Life Sciences,The University of Tokyo]
温暖化に伴う気象特性変化を考慮した土壌侵食予測
○小池 健介[東京大学大学院]・西村 拓[東京大学大学院]・濱本 昌一郎[東京大学大学院]
降雨時の水食は土壌劣化の最も大きな要因で、温暖化に伴う気候変動は水食にも影響すると考えられている。本研究では、水食予測モデルWEPPによる水食のシミュレーションに将来の気候変動を反映することを試みた。その際、メッシュ農業気象データから得られる日別データから短時間降雨強度等の推定を行った。その結果、短時間降雨強度の平均値や水食予測量は減少したが、短時間降雨強度に敏感であることが示唆された。
Keyword: 土壌浸食,WEPP,短時間降雨強度,メッシュ農業気象データ, ,
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発表番号 [S-3-6]
Influence of dissolved methane gas behavior on methane flux and soil methane gas concentration in paddy soil
Ryota Hirabayashi[Graduate School of Agriculture, Meiji University]・Yuma Ishii[Graduate School of Agriculture, Meiji University]・Kosuke Noborio[SchoolofAgriculture,MeijiUniversity]
水田土壌中における溶存CH4ガス挙動がCH4フラックスおよび土中CH4ガス濃度に与える影響
平林 亮太[明治大学大学院]・石井 佑磨[明治大学大学院]・登尾 浩助[明治大学]
温室効果ガスの一つであるCH4は稲作由来の排出量が多い。生成された溶存CH4の動態を調べた。結果、稲下は溶存CH4濃度が減少するとともに、土中CH4濃度とCH4フラックスが増加した。これは、溶存CH4は土中CH4として残存するか、大気中に放出されたと考えられる。また、株間はCH4フラックスの数値が0に等しく、溶存CH4は拡散以外に大気中に放出する経路がないため、土中CH4に蓄積したと考えられる。
Keyword: 土壌空気, ,
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発表番号 [S-3-6]
A proposal of rehabilitation method that allows future monitoring of concrete open channelin cold district
Makoto TAKEDA[KURIMOTO, LTD]・Mitsunobu FUJIMOTO[KURIMOTO, LTD]・Koji WATABE[Docon]・Akio ISHIGAMI[CIVIL ENGINEERING RESEARCH INSTITUTE FOR COLD REGION]・Hidehiko OGATA[Faculty of Agriculture, Tottori University]
寒冷地におけるコンクリート開水路の将来的なモニタリングが可能な更生工法の提案
竹田 誠[(株)栗本鐵工所]・藤本 光伸[(株)栗本鐵工所]・渡部 浩二[(株)ドーコン]・石神 暁郎[寒地土木研究所]・緒方 英彦[鳥取大学]
寒冷地のコンクリート開水路では、側壁背面からの浸透水が凍結融解を繰り返すことで躯体が劣化し、機能低下を生じている。従来の表面被覆工法は、水路内側に施すプライマーや表面被覆材が排水抑制層となり、背面からの浸透水を側壁内部に滞留させ、凍害劣化を助長する。そこで、1.水路側壁に浸透した水の排水工法の開発、2.側壁天端の補修工法の開発、3.合成構造の断面設計の確立、4.FRPM板の脱着機構の開発を行った。
Keyword: 凍害劣化, 開水路, 水路更生工法
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