農業農村工学を取り巻く環境変化と大学教育の現状 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.38-39 , 2018

発表番号 [S-4-1]

Changing environments of agriculture and the college education on the rural engineering in Japan

Masayoshi Satoh[Faculty of Life and Environmental Sciences, University of Tsukuba]・Natsuki Yoshikawa[Faculty of Agriculture, Niigata University]

農業農村工学を取り巻く環境変化と大学教育の現状

佐藤 政良[筑波大学]・吉川 夏樹[新潟大学]

近年の日本の農業農村の環境をめぐる劇的な変化は、農業土木学を農業農村工学に変えたが、それは、当該分野の技術者が物理的(力学的)側面だけでなく経済、環境、水質など、極めて多くの領域を考慮しなければならなくなったことに対応している。本報告では、新潟大学を例に、教員の削減、制度改変等もあるなか、社会的要請に応える大学教育のあり方、特に基礎学力と広い分野の関係、学生への魅力の提示等について問題提起を行う。

Keyword: 福島大学, 新潟大学, 農業土木カリキュラム
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.28-29 , 2017

発表番号 [S-4-1]

Activity report of PAWEES and PWE and their future plan

Matsuno Yutaka[Kindai University]

PAWEESとPWEの現況と課題

松野 裕[近畿大学]

PAWEESおよびPWEの活動状況を報告するとともに、今後の方針について議論する。PAWEESについては、11月に台湾で開催される研究集会の準備状況や2018年に日本で開催される研究集会の計画について報告する。PWEについては、その出版状況、編集体制、最新のインパクトファクターなどについて報告する。

Keyword: 水田水環境工学, PWE,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.25-26 , 2016

発表番号 [S-4-1]

Land consolidation project with huge-scale rice paddy plots for realizing sufficient low-cost rice farming in Japan

Ishii Atsushi[Faculty of Live and Environmental Sciences, University of Tsukuba]

真の低コスト稲作実現のための巨大区画水田整備

石井 敦[筑波大学]

日本の平野部で、国際市場価格に匹敵する真の低コスト稲作農業を実現するための必要条件とその実現可能性を論じる。国内外の事例調査分析を踏まえ、大規模経営体の専従者1名あたりの経営規模を60〜80ha/人に拡大する必要があり、そのためには水田区画は1枚5ha以上の巨大区画水田として超大型の農業機械を効率よく使う必要があること、区画規模拡大とあわせて末端水利施設を極力削減すべきこと等を論じる。

Keyword: 低コスト米作, 大規模稲作経営, 巨大区画水田
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