中国地方の電化農業協同組合の現状と展望―コミュニティによる再エネ開発・維持の一例として― (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.44-45 , 2018

発表番号 [S-5-1]

Electric Agricultural Cooperatives in the Chugoku Region

YASUKO HONDA[Graduate School of Environmental and Life Science, Okayama University]

中国地方の電化農業協同組合の現状と展望―コミュニティによる再エネ開発・維持の一例として―

本田 恭子[岡山大学大学院]

再生可能エネルギーの中でも小水力発電の歴史は古く、1950〜60年代には農林漁業団体による小水力発電の建設が活発であった。特に中国地方においては未だ50施設が稼働を続けている。そうした中本報告では、中国地方の小水力発電事業者のうち、コミュニティ・エネルギーの構想を最もよく体現し発電事業を専門とした住民出資による電化農協を取り上げ、その設立経緯と地域とのかかわり、FIT成立以降の動向を明らかにする。

Keyword: 中山間地域, 社会計画, 農村振興
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.34-35 , 2017

発表番号 [S-5-1]

Disaster and reconstruction of the Sakawa-river basin by Mt. Fuji eruption−Focusing on the results of Tanaka Kyugu−

Sekiguchi Yasuriro[Hadanosoya Highschool, Kanagawa Prefecture]

富士山噴火による酒匂川流域の災害と復興−田中休愚の事績を中心に−

関口 康弘[神奈川県立秦野曽屋高等学校]

1703年元禄地震、1707年宝永富士山噴火により酒匂川治水の要衝岩流瀬土手・大口土手が決壊、川が平野西側を流れ人々の生活は荒廃した。この事態に田中休愚があたった。彼は岩流瀬・大口土手を修築し川を元の姿に戻したが、この時土手上に治水神である文命(禹王)を勧請し、祭礼を創始した。この目的は両堤が特別な存在であることを認識させ、かつ永続的な堤保持のためにあった。

Keyword: 足柄平野, 酒匂川, 元禄地震と宝永富士山噴火・田中休愚・禹王(文命)
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.31-32 , 2016

発表番号 [S-5-1]

Wisdom based on "land and water" in Sendai Domain -Focusing on Osaki Paddy Field Area, Miyagi Prefecture-

KATO TORU[Non-profit Organization Agrinet 21]

仙台藩の「水土の知」ー大崎耕土を中心に─

加藤 徹[あぐりねっと21]

仙台藩において、伊達政宗公の藩財政基盤の確立のため、その一環として組み込まれた「水土の知」(水利開発・新田開発)について大崎耕土(耕土;広大な水田地帯)を中心にみてみる。さらに、藩政時代の「水土の知」が現在に至るまでどのように継承されてきたか、推測をまじえながら時代経緯的に概観する。

Keyword: 仙台藩, 水土の知, 大崎耕土
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