田原井堰および田原用水の歴史的意義 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.6-7 , 2015

発表番号 [S1-3]

Historical Significance of Tawaraizeki weir and Tawarayousui irrigation channel

Morimoto Junichi[Wake Museum of History and Folk Materials]

田原井堰および田原用水の歴史的意義

森元  純一[和気町歴史民俗資料館]

岡山県東部を流れる吉井川にあったかつての田原井堰および現在も田を潤す田原用水は、近世の土木遺産として高く評価されてきた。本報告では、その事業や背景について概観することを通して歴史的に位置づける。とくに、事業は岡山藩郡代の津田永忠を中心に進められており、当時の岡山藩による新田開発の全体構想と結びつくことを明らかにする。

Keyword: 石の懸樋, 河内屋治兵衛, 津田永忠
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