発表番号 [S12-3]
Biomass industry city design of Nishiawakura Village
Keizou Shirahata[Nishiawakura Village]・Takahiro Ueyama[Nishiawakura Village]
西粟倉村のバイオマス産業都市構想
白籏 佳三[西粟倉村産業観光課]・上山 隆浩[西粟倉村産業観光課]
西粟倉村は、森林資源活用による地域循環経済と都市農村交流等をベースとした「百年の森林構想」や再生エネルギー導入等を通じた低炭素社会の構築を推進しており、平成26年5月にはバイオマス産業都市に選定された。バイオマス産業都市の構築のために西粟倉村が実践する、森林バイオマスの活用、適切な水源林管理による小水力発電や太陽光発電などの再生可能エネルギーを活用した地域づくりの取組内容と効果について報告する。
Keyword: 農村振興・エネルギー循環, 中山間地域, 物質循環
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発表番号 [S12-3]
Decrease of irrigated area by change in social system and the recovery - A case of paddy rice and upland crop rotation system in Kazakhstan -
Shimizu Katsuyuki・Yamamoto Tadao・Kume Takashi
[Faculty of Agriculture, Tottori University・Research Faculty of Agriculture, Hokkaido University・Faculty of Agriculture, Ehime University]
社会体制の変化による灌漑面積の減少とその後の回復−カザフスタンにおける水稲−畑作物輪作システムの事例−
清水 克之・山本 忠男・久米 崇
[鳥取大学農学部・北海道大学大学院農学研究院・愛媛大学農学部]
レジリエンスの概念を乾燥地灌漑農業へ適用するために必要な基本要件を整理することを目的として,カザフスタンの大規模灌漑地区の事例を再考した。社会体制の変化によって耕作面積は激減したが,その後の農業への民間投資や財政支出増によって開発盛期時まで回復した。しかし,少人数で大規模農場を維持するために行われる粗放な水管理では,水不足のショックに対するレジリエンスは低いので,農地・水利用を再考する必要がある。
Keyword: レジリエンス, 塩類集積, 水利調整
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