科学と政策のインターフェイスとしての農業農村整備政策研究部会 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.108-109 , 2015

発表番号 [S13-3]

Agricultural Land and Rural Improvement Policy Study Group as a Science-Policy Interface

HASHIMOTO SHIZUKA[Graduate School of Global Environmental Studies, Kyoto University]

科学と政策のインターフェイスとしての農業農村整備政策研究部会

橋本 禅[京都大学大学院地球環境学堂]

農業農村整備事業の企画・計画・実施に実質的に関与するためには,研究者,技術者,行政担当者の間の密なコミュニケーションが不可欠だが,価値観や行動原理の違い,必要とする情報の内容や入手経路への期待などの認識の格差がそれを阻んでいる。本稿では,「科学と政策のインターフェイス」の先行研究の整理を通じて,研究者や技術者,行政担当者が集う本部会の運営のヒントとなる情報の整理を試みた。

Keyword: 科学と政策のインターフェイス, ナレッジ・ブローカー, CRELE
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.98-99 , 2014

発表番号 [S13-3]

Evaluation of radiocesium movements using GeoWEPP in Iitate, Fukushima

Tatsuno Takahiro・Osawa Kazutoshi・Nishimura Taku・Mizogichi Masaru
[Gratitude School of Agricultural and Life Science, The University of Tokyo・Faculty of Agriculture, Utsunomiya University]

GeoWEPPを利用した福島県飯館村における放射性セシウムの動態評価

辰野 宇大・大澤 和敏・西村 拓・溝口 勝
[東京大学大学院農学生命科学研究科・宇都宮大学農学部]

福島第一原子力発電所事故により,福島県を中心に放射性物質が飛散した.本研究では,福島県飯舘村における2つの流域を対象に,土壌侵食・土砂流出モデルであるGeoWEPPを適用し,放射性セシウム動態の評価および除染対策効果を見積もった.その結果,モデルの適合性は概ね良好であり,除染促進対策として,植生伐採,土壌耕起といった土砂流出促進型の土地利用がCsの流出を促進することが確認された.

Keyword: 放射性セシウム, GeoWEPP, 福島県飯舘村
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