発表番号 [S14-4]
Contact angle and surface roughness of the imogolite membrane fabricated with different concentration of humic acid
YAMASHITA YUJI[Faculty of Life and Environmental Sciences, University of Tsukuba]・KUMAGAI MITSUHIRO[Faculty of Life and Environmental Sciences, University of Tsukuba]・ADACHI YASUHISA[Faculty of Life and Environmental Sciences, University of Tsukuba]
フミン酸吸着イモゴライト膜の接触角と表面粗さ
山下 祐司[筑波大学生命環境系]・熊谷 光洋[筑波大学生命環境系]・足立 泰久[筑波大学生命環境系]
接触角を直接測定できる平坦面を土壌構成成分で作成し,その濡れ性を評価した。具体的には,濃度の異なるフミン酸を吸着させたイモゴライト膜を作成して接触角を液滴法で決定するとともに,原子間力顕微鏡でイモゴライト膜表面の凹凸を計測することで,表面粗さを考慮した接触角を評価した。その結果,濡れ性の変化はおもにイモゴライト表面に吸着したフミン酸の疎水的な化学構造に起因することが明らかとなった。
Keyword: 土壌の物理化学的性質, コロイド・粘土, 保水性
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発表番号 [S14-4]
Importance of “On-site Knowledge” for disaster restoration
Tomosho Tatsumi・Arita Hiroyuki・Hashimoto Sizuka
[National Institute for Rural Engineering, NARO・Faculty of agriculture, Niigata University・Graduate School of Global Environmental Studies, Kyoto University]
「現場知」の重要性−災害復旧過程の多様性・複雑性の視点から−
友正 達美・有田 博之・橋本 禅
[(独)農研機構農村工学研究所・新潟大学農学部・京都大学大学院地球環境学堂]
東日本大震災の後、農業農村の災害対応に携わった技術者が、その経験を「現場知」として記録し共有することが重要である。「現場知」の収集、整理によって、今後発生が懸念されている南海トラフを震源とする巨大地震等の大規模災害の発生時に、課題解決に役立つ情報が飛躍的に増大し、迅速、容易にアクセスできるようになる。多くの技術者、研究者の「現場知」の収集と継承への参加を期待したい。
Keyword: 現場知, 災害復旧, 東日本大震災
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