土のキャピラリーバリア機能を利用した効率的な畑地かんがい (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.60-61 , 2015

発表番号 [S8-1]

Effective use of irrigation water produced by capillary barrier of soil

Morii Toshihiro[Faculty of Agriculture, Niigata University]・Fujimaki Haruyuki[Arid Land Research Center, Tottori University]・Inoue Mitsuhiro[Professor Emeritus, Tottori University]

土のキャピラリーバリア機能を利用した効率的な畑地かんがい

森井 俊広[新潟大学農学部]・藤巻 晴行[鳥取大学乾燥地研究センター]・井上 光弘[鳥取大学名誉教授]

土のキャピラリーバリア(CB)による根群域の保水性向上と地下水からの塩水侵入阻止の機能を,圃場実験に基づいて明らかにする。CBを条件不利地における新たな農地開発に適用するとなると,圃場全面に礫層を敷設する必要が生じ,工事費用と時間は多大なものとなる。この問題を解決するには,植栽位置の直下に円盤状の礫層を部分的に敷設する方法が効果的である。上記の圃場実験に続き,部分敷設した礫層でのCB機能を調べる。

Keyword: キャピラリーバリア, 畑地かんがい, 塩分集積
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.54-55 , 2014

発表番号 [S8-1]

Cooperation between public, private and research sector in order to promote the technology development for demanded policy measures

IWAMURA Kazuhira
[Japan Water Agency (JWA)]

新分野の政策展開における官民学の役割と連携−ストックマネジメント施策の事例より−

岩村 和平
[(独)水資源機構]

平成19年度から本格実施されたストックマネジメントは、創生期の制約から技術的構成を相当程度単純化し、その後の広範な施設診断やデータ蓄積、実証研究による技術開発の進展に期した。診断、工法、施工では相当程度の成果があるが、リスク評価の判断やリスク・コミュニケーションなど農業農村整備施策の技術的仕組みに関わる分野ではなお課題が多い。これまでの官民学の役割分担を越えた情報交換等の取り組みを提案する。

Keyword: ストックマネジメント,リスク受容,官学民連携, ,
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