発表番号 [T-1-4]
The role of Paddy Field Dam in the context of river basin disaster management
○Natsuki YOSHIKAWA[Institute of Science and Technology, Niigata University]
流域治水における田んぼダムの可能性
○吉川 夏樹[新潟大学]
計画基準を超えるような水象条件によって旱害・水害が苛烈化する中,国は河川整備やダム建設による河川中心の治水対策から,流域全体で取り組む「流域治水」対策に舵を切る方針を示した.こうした中,流域に面的に広がる水田の治水的役割が注目されている. 本発表では,筆者がこれまで携わってきた水田を活用した水害抑制の取組「田んぼダム」の流域治水対策における可能性を論ずる.
Keyword: 田んぼダム,流域治水,農地資源管理, ,
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発表番号 [T-1-4]
Development of water management support tools for the era of "smart agriculture”
Ryoei Ito[Graduate School of Bioresources, Mie University]・Kengo Miura[Faculty of Bioresources, Mie University]
「スマート農業」時代の水管理支援ツールの開発
○伊藤 良栄[三重大学大学院]・三浦 健吾[三重大学]
揚水機場ポンプの積算稼働時間をカメラで撮像し,画像処理により数字の読み取りを行った。テンプレートマッチングを用いることでメータ数字部を正確に切り出すことに成功した。二値化に大津の手法を用いることで輝度値が低い朝夕の数字認識率が向上した。また,7セグメントメータもテンプレートマッチングで数字を読み取ることを示せた。以上のことから,様々なデジタル式メータの数字認識への応用可能性が示唆された。
Keyword: 水田灌漑, 画像処理, 大津の方法
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発表番号 [T-1-4]
Development of a flood prediction model using convolutional neural network with a transfer learning approach
NOBUAKI KIMURA[The institute for Rural Engineering, National Agriculture & Food Research Organization]・Ikuo YOSHINAGA[The institute for Rural Engineering, National Agriculture & Food Research Organization]・Kenji SEKIJIMA[The institute for Rural Engineering, National Agriculture & Food Research Organization]・Issaku AZECHI[The institute for Rural Engineering, National Agriculture & Food Research Organization]・Daichi BABA[ARK Information Systems, INC.]
転移学習を実装した畳み込みニューラルネットワークによる洪水イベントの水位予測手法の開発
木村 延明[農村工学研究部門]・吉永 育生[農村工学研究部門]・関島 建志[農村工学研究部門]・安瀬地 一作[農村工学研究部門]・馬場 大地[(株)アーク情報システム]
画像解析に特化した深層ニューラルネットワークを用いて、汎用的に高精度な洪水予測を可能にするために,十分なデータ量を有する流域で事前学習を行ったモデルを別の不十分なデータ量を有する流域で再利用することができる転移学習を導入した新たな洪水予測手法を開発した。対象流域の予測精度の検証において,転移学習ありの場合に、直近の水位予測では,転移学習なしの場合と比較して、最大で約20%の改善が見られた。
Keyword: 洪水流出、河川工学, 転移学習, 畳み込みニューラルネットワーク
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発表番号 [T-1-4]
Development of the Automatic Traveling Technology of CrawlerCarriers
Tetsuo AMAGAI[KUMAGAI GUMI CO.,LTD ]・Shigeo KITAHARA[KUMAGAI GUMI CO.,LTD ]・Atsushi FURUKAWA[KUMAGAI GUMI CO.,LTD ]・Tsubasa ASUMA[KUMAGAI GUMI CO.,LTD ]
不整地運搬車の自動走行技術の開発
天下井 哲生[(株)熊谷組]・北原 成郎[(株)熊谷組]・古川 敦[(株)熊谷組]・飛鳥馬 翼[(株)熊谷組]
Keyword: ネットワーク対応型無人化施工, 自動走行, 自動制御
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発表番号 [T-1-4]
Collaboration and cooperation between universily and administration
Takashi MUROMOTO[Maff]・Ken Hiramatsu[Gifu Univ.]
大学と行政との連携・協力について
室本 隆司[農村振興局]・平松 研[岐阜大学]
新たな土地改良長期計画の政策目標の達成に資する土地改良事業等を効果的・効率的に推進する観点から、技術の開発・普及を一層推進していくこと、また、情報通信技術(ICT)の急速な発達や気候変動等に伴う災害リスクの顕在化といった技術開発を取り巻く情勢の変化等を踏まえ、技術開発を的確に進めていくことが求められている。本報では行政が取り組んでいる「大学との連携・協力」について報告する。
Keyword: 産学官連携, 人材育成,
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