国営かんがい排水事業における肥培かんがい施設の概要と導入効果 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.696-697 , 2023

発表番号 [T-4-4]

Summary and introductin effect of Slurry Irrigation Facility in Environmentally-sound Irrigation and Drainage Project

Ikeda Yoshiyuki[hokkaidoukaihatukyoku kushirokaihatukensetubu nemuronougyoujimusho]

国営かんがい排水事業における肥培かんがい施設の概要と導入効果

○池田 好之[北海道開発局釧路開発建設部根室農業事務所]

北海道の東部に位置する釧路・根室地域は、我が国を代表する大規模酪農地帯であるが、増大する家畜ふん尿はその処理に多大な労力を要しており、降雨に伴う土砂や肥料成分の流出が河川等の水質へ影響を及ぼす一因となっていた。このため、地域資源の適正な農用地への還元を行うために、国営環境保全型かんがい排水事業で整備している肥培かんがい施設の全体概要を紹介するとともに、肥培かんがい施設の導入効果について報告する。

Keyword: 灌漑施設,用水管理,環境保全,物質循環, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.573-574 , 2022

発表番号 [T-4-4]

Preliminary Study for Modern Satoyama Acupuncture and Moxibution Practitioners

○Hajime NAKANE[Acpuncture and Moxibustion Meridian Karasuma]・Soudai KAWASHIMA[Harikyu Oribe Co., Ltd.]・Naoki HAYASHI[Institute of Human and Social Sciences, Kanazawa University]

「現代版里山鍼灸師」の確立に関する予備的検討

○中根 一[鍼灸Meridian烏丸]・川嶋 総大[(株)はり灸おりべ]・林 直樹[金沢大学]

「(仮称)現代版里山鍼灸師」は,既存医療システムと連携した鍼灸師,配置薬や日用品の販売員,集落支援員/地域おこし協力隊をミックスしたものである。本稿では,鍼灸の現状について概観した上で,「(仮称)現代版里山鍼灸師」に関する提言を行い,その課題について少し述べた。現状の概観では,米国国立衛生研究所の合意声明書,日本の鍼灸学校,平均月収などに触れた。

Keyword: 医師不足,鍼灸,配置薬,集落支援員, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.642-643 , 2021

発表番号 [T-4-4]

Evaluating flood control effects of agricultural reservoirs with prior release based on various storage characteristics

Yoshida Takeo[National Agriculture and Food Research Organization]・Aihara Seiya[National Agriculture and Food Research Organization]・Kawamoto Yosuke[Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries]・Ito Hisashi[Agricultural and Rural Development Information Center]・Ueyama Yasuhiro[Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries]

農業用ダムの諸元に基づく事前放流の治水効果の定量化

○吉田 武郎[農業・食品産業技術総合研究機構]・相原 星哉[農業・食品産業技術総合研究機構]・川本 陽介[農村振興局]・伊藤 久司[農業農村整備情報総合センター]・上山 泰宏[農村振興局]

本報では,令和2年度に事前放流の取組みが開始された農業用ダムのうち9基を対象に,事前放流により発揮される治水効果について,ダムの諸元や下流流域の特性,降雨条件に基づいて定量化した.その結果,放流量のピークカット効果は相当雨量(確保容量を流域面積で正規化した量),下流の流量のピークカット効果は上流面積(ダムの流域面積を評価地点の集水面積で除した値)に応じて発揮されることを示した.

Keyword: 農業用ダム、事前放流, 分布型水循環モデル、流域治水, 防災
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.755-756 , 2020

発表番号 [T-4-4]

Risk evaluation of the water pipe by quantification 2

Futoshi Kamiwakita[NTC-Consultants kinki]・Hiroshi Watanabe[NTC-Consultants]・Yuichiro Yamauchi[NTC-Consultants Tokyo]・Masaki Matsumoto[NTC-Consultants Tokyo]

数量化2類による管水路の事故発生リスク評価

上脇田 太[NTCコンサルタンツ(株)]・渡邊 博[NTCコンサルタンツ(株)]・山内 祐一郎[NTCコンサルタンツ(株)]・松本 真樹[NTCコンサルタンツ(株)]

健全度評価において、事故が発生した施設群と事故が発生していない施設群のそれぞれの施設状態を統計的に分析し、施設の状態から事故発生リスクを評価する手法が考えられる。事故有り、事故無しという目的変数を群として判別する手法としては、線形関数を用いる判別分析と非線形関数を用いる数量化2類が代表的であるが、状態評価は質的データが多く非線形的であることに着目し、数量化似2類による事故発生リスク評価を試みた。

Keyword: 材料施工, 管理,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.42-43 , 2019

発表番号 [T-4-4]

Promotion of local development by the next-generation irrigation system

Toshiaki IIDA[Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The Universityof Tokyo]

次世代型農業水利システムから地域振興へ

飯田 俊彰[東京大学大学院]

次世代型農業水利システムのもたらす価値について整理し,その導入が地域振興へ及ぼす可能性について考察した.次世代型農業水利システムがもたらす新たな価値として,水管理の省力化,水管理の精緻化,水管理データの蓄積が挙げられた.なかでもデータの蓄積により,ビッグデータを解析して有用な情報を引き出すことが重要な課題となり,IT業界やサービス業界からの参入が起こって地域産業が活性化されることが期待される.

Keyword: IT、次世代型農業水利システム, 灌漑施設, 農村振興
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