発表番号 [T-6-3]
Development of Precast Spillway for Efficient Improvement of Reservoir
Ken Watanabe[Maruei Concrete Industry co.,Ltd]・Yuki Sakaguchi[Maruei Concrete Industry co.,Ltd]・Takeshi Ohno[Kyowa Concrete Industry co.,Ltd]・Kyoichi Kodera[Kyowa Concrete Industry co.,Ltd]・Naohiro Hori[Kyowa Concrete Industry co.,Ltd]
ため池改造効率化のためのプレキャスト洪水吐の開発
○渡部 健[丸栄コンクリート工業(株)]・阪口 裕紀[丸栄コンクリート工業(株)]・大野 剛[共和コンクリート工業(株)]・小寺 恭一[共和コンクリート工業(株)]・堀 尚浩[共和コンクリート工業(株)]
防災重点ため池の防災・減災に対する緊急整備を短期間で進めるためには、プレキャスト化による迅速且つ効率的に行う迅速施工技術の開発・導入が求められている。本研究では、洪水吐としての通水等の機能を確保すると共に、PCa化による施工工法の開発・確認と導流部(放水路)における斜面での作業時の安全性の検証を実施した。
Keyword: 二次製品,工法・施工,排水施設,洪水流出, ,
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発表番号 [T-6-3]
Detection of water level in a channel by image processing
○Shinya Ozeki[Faculty of Bioresources, Mie University]・Takumi Baba[Faculty of Bioresources, Mie University]・Ryoei Ito[Graduate School of Bioresources, Mie University]
画像処理による水路水位の検出
○小関 伸哉[三重大学]・馬場 拓海[三重大学]・伊藤 良栄[三重大学大学院]
開水路において枝葉による通水阻害や破損による漏水は水の安定供給に影響を及ぼし,水位の変化として視認できる。そのため,定点カメラの画像から水面の位置を検出し,水位を算出することで水管理作業の軽減につながると考えた。画像処理でハフ変換を用いて水位を算出した。算出した水位と実測値との誤差は最大で26mm,平均は±4.5mmであり,水路の維持管理には十分な精度で測定を行うことができた。
Keyword: 用水管理,画像処理,リモートセンシング,水面検出,ハフ変換, ,
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発表番号 [T-6-3]
Study on Adaptive Saline Soil Conservation by Salt Management and Utilization
KUME Takashi[Graduate school of Agriculture, Ehime University]・YAMAMOTO Tadao[Research Faculty of Agriculture, Hokkaido University]・SHIMIZU Katsuyuki[Faculty of Agriculture, Tottori University]
塩類の管理と利用による塩類土壌の順応的な管理・保全に向けた研究
○久米 崇[愛媛大学大学院]・山本 忠男[北海道大学大学院]・清水 克之[鳥取大学]
筆者らは、タイ王国コンケン県において、排水改良による除塩、耐塩性作物栽培、さらに高塩分濃度排水を製塩に資源利用する施設の導入により塩類土壌の管理・保全に関する研究を実施している。塩類化土壌の保全は、地域の特性・実情を理解した上で実施する必要がある。本発表は、筆者らがコンケン県で進めている塩類管理・利用システムの研究事例の経過を報告し、塩類土壌の保全について議論するものである。
Keyword: 塩類土壌、塩類管理・利用, 排水改良、土壌改良, 耐塩性作物栽培
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発表番号 [T-6-3]
Study of soil erosion analysis method considering future climate change
Gen Machida[Graduate School of Regional Development and Creativity, Utsunomiya University]・Kazutoshi Osawa[Faculty of Agriculture, Utsunomiya University]・Hiroyuki Matsui[Faculty of Agriculture, Utsunomiya University]
将来的な気候変動を考慮した土壌侵食の解析手法の検討
町田 元[宇都宮大学大学院]・大澤 和敏[宇都宮大学]・松井 宏之[宇都宮大学]
国内では将来的な気候変動に伴う農地での土壌侵食の深刻化が憂慮されている.本研究は気候変動を考慮した土壌侵食の解析手法の検討を目的とし,複数の将来気象予測データを用いて気象統計値の作成を行った.また,土壌侵食予測モデルのWEPPで土砂流出量の計算を行った.結果では,国内のデータセットは気候変動に伴う降雨の極端化を一定程度表現することができたが,降水量などの項目には誤差の補正が必要であるとした.
Keyword: WEPP, 地球温暖化, 気象予測
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発表番号 [T-6-3]
A Potential of Sparse Modeling in Geophysical Methods
Takayuki Shuku[Okayama University]
物理探査におけるスパースモデリングの可能性
珠玖 隆行[岡山大学]
物理探査による地盤内の可視化は典型的な逆問題である。とくに,得られる計測データの数に対して,未知パラメータが圧倒的に多い劣決定問題を解かなければならない。劣定問題の解法としてlassoが注目されており,とくに圧縮センシングと呼ばれる分野で急速に発展している。本稿では,lassoを中心としたスパースモデリングの基礎とその物理探査の応用例について示す。
Keyword: 物理探査, 逆解析, 土構造
GET PDF=19/T-6-3.pdf