整備済み水田排水路における水生生物の分布に関する研究 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.486-487 , 2002

発表番号 4-54

Distribution of aquatic life in drainage canals in a consolidated paddy field area

Akira MATSUI [Doctoral Degree Program in Agricultural Sciences , University of Tsukuba]
Masayoshi SATO [Institute of Agricultural and Forest Engeneering , University of Tsukuba]

整備済み水田排水路における水生生物の分布に関する研究

○松井 明 [筑波大学大学院農学研究科]
佐藤 政良 [筑波大学農林工学系]

これまでの圃場整備に対して生物多様性保全の観点から様々な問題指摘がなされており,2001年6月の土地改良法改正を踏まえて,環境との調和に配慮した農業農村整備事業が今後強く求められることになる.しかし,現段階では生物の生態学的な知見が少なく,これらの技術を確立する上で大きな障害となっているのが現状である.本研究では,圃場整備が済んだ水田地区の排水路を取り上げ,魚類および底生動物等の水生生物が種類に応じて幹線排水路,支線排水路および小排水路をどのように利用しているかを,2001年4月〜2002年3月の現地調査に基づいて検討したので報告する.

Keyword: 生態系, ビオトープ, 水利用計画
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