五極子熱パルス法を用いた砂質土壌における間隙流速ベクトルの同定 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.320-321 , 2003

発表番号 2-45

Identification of Pore Water Velocity Vector in Sand by Using Quintuple-Probe Heat-Pulse Technique

Akira Endo [The United Graduate School of Agricultural Science, Iwate University]
Michihiro Hara [Faculty of Agriculture, Iwate University]

五極子熱パルス法を用いた砂質土壌における間隙流速ベクトルの同定

○遠藤 明 [岩手大学大学院連合農学研究科]
原 道宏 [岩手大学農学部]

近年,農薬や化学肥料の過剰投入による土壌汚染や地下水汚染が顕著に確認されてきている.汚染物質を含んだ流体を検知するためには,はじめに,水自身の輸送量やその方向を把握する必要がある.筆者らはHara(投稿中)の理論式を適用し,水分飽和したいもの砂の間隙流速ベクトルを同定し,熱パルス発生時間とカラム内を流れる水フラックス密度の大小が,間隙流速ベクトル同定に与える影響を評価したのでここに報告する.

Keyword: 五極子熱パルスセンサー, 間隙流速ベクトル, 熱的性質
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