利水と生態系に配慮した頭首工上流域の砂州形成実験 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.378-379 , 2003

発表番号 3-17

Sandbar-forming experiments for the conservation of intake capability and ecosystem in upper reaches of an intake weir

Kyoji TAKAKI [National Institute for Rural Engineering]
Hiroyasu KOBAYASHI [National Institute for Rural Engineering]
Atsushi NAMIHIRA [National Institute for Rural Engineering]

利水と生態系に配慮した頭首工上流域の砂州形成実験

○木強治 [農業工学研究所]
小林宏康 [農業工学研究所]
浪平 篤 [農業工学研究所]

非灌漑期の頭首工上流域において、安定した砂州の形成による生物生息域の創出、みお筋の固定化による水生生物の通路の確保、河川断面の複雑化による生態系多様性の向上のため、可動堰の操作に伴う砂州形成制御の可能性について検討した。洪水時に一般的に行われている土砂吐および洪水吐ゲートの全開操作に比べ、制限水位を超えない範囲でこれらの開度を調整することにより、砂州をある程度人工的に形成することが可能である。

Keyword: 土砂水理, 水利構造物, 環境保全
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