繰り返し洗浄による焼却飛灰からの溶出水に含まれる塩類濃度 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.634-635 , 2003

発表番号 5-5

Salt concentration in leachate from fly ash by repeated washings

Tomotaka Morishita [Graduate School of Bioresource and Bioenvironmental Sciences, Kyushu University ]
Masami Ohtsubo [Faculty of Agriculture, Kyushu University ]
Takahiro Higashi [Faculty of Agriculture, Kyushu University ]
Hiroki Hiyama [Faculty of Agriculture, Kyushu University ]

繰り返し洗浄による焼却飛灰からの溶出水に含まれる塩類濃度

○森下智貴 [九州大学大学院生物資源環境科学府]
大坪政美 [九州大学大学院農学研究院]
東 孝寛 [九州大学大学院農学研究院]
肥山浩樹 [九州大学大学院農学研究院]

処分場に投棄される焼却灰から浸出する塩類は,粘土ライナーの透水係数や重金属吸着能に影響を及ぼすと予想される.本研究では異なるpH溶媒で焼却飛灰を110回繰り返し洗浄して得られる浸出水の塩類組成を調べた.その結果,Na,K,Cl濃度は溶媒pHによらず初回の数千mg/Lからおよそ5回の洗浄で数mg/Lに低下し,Mg,SO4濃度は初回の数千mg/Lから110回で数十mg/Lになるまで緩やかに減少した.

Keyword: 焼却飛灰, 塩類, 粘土ライナー
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