点滴灌漑システムにおける土壌水分計の設置位置について (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.722-723 , 2003

発表番号 5-49

A study on soil moisture sensor placement under automatic drip irrigation system

Shinichi Takeuchi [Kyusyu Kyoritsu University]
Kazuma Kinoshita [Graduate School of Kyusyu Kyoritsu University]
Kozue Yuge [Kyusyu Kyoritsu University]
Masaharu Kuroda [Kyusyu Kyoritsu University]

点滴灌漑システムにおける土壌水分計の設置位置について

○竹内 真一 [九州共立大学工学部]
木下 数馬 [九州共立大学大学院]
弓削 こずえ [九州共立大学工学部]
黒田 正治 [九州共立大学工学部]

点滴灌漑システムにおいて数パターンに水分計の設置位置を設定し、灌漑実験を行い、蒸散量、水分減少量を精査し、水分計の適切な設置位置について検討した。水分計を株元近傍に設置した場合が、最も良好な結果となった。検討結果から、従来の自動灌漑制御のプログラムに、水分減少量の積算値を灌水の指標として組み合わせることにより、点滴灌漑の問題点であった湿潤域の拡大や高蒸散能時の蒸散量の低下を防ぐことが可能となる。

Keyword: 点滴灌漑システム, 水分計, 設定位置
GET PDF=03/0305-49.pdf



(C) JSIDRE

JSIDRE search system: Produced by mizo (1998.10.15) Updated by mizo & seki (update history)