油汚染土壌の熱伝導率について (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.112-113 , 2004

発表番号 3- 1

Thermal conductivity of oil-polluted soil

Mochizuki Hidetoshi [Arid Land Research Center, Tottori University]
Suko Takeshi [Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]

油汚染土壌の熱伝導率について

〇望月 秀俊 [鳥取大学乾燥地研究センター]
須甲 武志 [東京大学大学院農学生命科学研究科]

土壌・地下水汚染の修復には,汚染土壌の物理・化学・生物学的な特性の把握が必要である.本研究では熱伝導率に注目し,鳥取砂丘砂と菜種油を用いて,油汚染土壌と未汚染土壌の熱伝導率を測定・比較した.その結果,液相率を一定とした場合,汚染土壌の熱伝導率は,汚染物質の含有量の増加に伴い低下した.また,汚染物質と水の比を一定にした場合,汚染土壌の熱伝導率は,液相率の増加に伴い,直線的に上昇した.

Keyword: 土壌汚染・修復, 熱伝導率, 菜種油
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