塩類が海成粘土の透水係数および鉛の吸着に及ぼす影響 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.158-159 , 2004

発表番号 3-24

Effect of salinity on the hydraulic conductivity and lead sorption of marine clay

Morishita Tomotaka [Graduate School of Bioenvironmental Sciences,Kyushu University]
Ohtsubo Masami [Faculty of Agriculture, Kyushu University]
Higashi Takahiro [Faculty of Agriculture, Kyushu University]

塩類が海成粘土の透水係数および鉛の吸着に及ぼす影響

〇森下 智貴 [九州大学大学院生物資源環境科学府]
大坪 政美 [九州大学大学院農学研究院]
東 孝寛 [九州大学大学院農学研究院]

海底粘土を粘土ライナーに使うことを想定して塩類が海成粘土への鉛の吸着と透水係数に及ぼす影響を調べた。カラムに海成粘土を詰め上部から100mg/Lの鉛を含む人工海水と純水を5間隙体積流すと、透水係数は純水で徐々に低下し、人工海水で徐々に高くなった。鉛の浸出を比べると、純水では浸出はほとんどなかったが、人工海水では1〜2間隙体積あたりから初期濃度と等しくなり、粘土は鉛の吸着体として機能しなくなった。

Keyword: 塩類, 吸着, 透水係数
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