畑地灌漑の実態をふまえた灌漑効率の向上 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.330-321 , 2004

発表番号 5-12

Improvement of Irrigation Efficiency under the Upland Irrigation Area

KOMAMURA Masaharu [Faculty of Regional Enviroment Science,Tokyo University of Agriculture ]

畑地灌漑の実態をふまえた灌漑効率の向上

〇駒村 正治 [東京農業大学地域環境科学部]

調査対象は長野県東北部に位置する果樹園の畑地灌漑地区である。用水は河川からポンプ取水し、幹線水路、ファームポンドを経て受益地に至る。調査目的は、灌漑の実態を踏まえた灌漑効率の向上である。とくにファームポンドの越流量を軽減することを当面の目標とした。そのためファームポンドの拡大とポンプ運転操作を検討した。その結果、灌漑効率は現在の65%よりもかなり増加し、ファームポンドからの越流による損失を防げる可能性を見出した。

Keyword: 畑地灌漑, ファームポンド, 灌漑効率
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