湖山池最深部における密度成層の安定度と溶存酸素の変動について (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.438-439 , 2004

発表番号 6- 4

Fluctuation Characteristics of Stability of Density Stratification and Dissolved Oxygen in the Deepest Site of Lake Koyama

Harada Masayoshi [Faculty of Agriculture, Tottori University]
Yoshida Isao [Faculty of Agriculture, Tottori University]

湖山池最深部における密度成層の安定度と溶存酸素の変動について

〇原田 昌佳 [鳥取大学農学部]
吉田 勲 [鳥取大学農学部]

鳥取県湖山池の最深部で行った水質と微気象の連続観測を通じて,成層の安定度の観点から湖底付近のDOの変動特性について検討した.灌漑期では水温日成層の発達により,非灌漑期では海水の流入に伴う密度成層の形成により,湖底は貧酸素な状態となった.成層の形成要因に関係なく湖底付近のDOはウェダバーン数と負の相関を示し,ウェダバーン数が4.5を超える成層状態では水塊の鉛直混合が抑制されるためDOは低下する.

Keyword: 水環境, 湖沼, 溶存酸素
GET PDF=04/0406-04.pdf



(C) JSIDRE

JSIDRE search system: Produced by mizo (1998.10.15) Updated by mizo & seki (update history)