中規模流域における農耕地等から流出する懸濁物質の実態把握 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.476-477 , 2004

発表番号 6-23

Actual Condition of Sediment Solid from Cultivated Land and etc. in a Medium Scale Basin

Banzai Kenji [Na. Res. Inst. Agro-Environmental Sci.]
Sasaki Yuka [Faculty of Agri., Ymagata University]
Kanda Kenichi [Na. Res. Inst. Agro-Environmental Sci.]
Nakajima Yasuhiro [Na. Res. Inst. Agro-Environmental Sci.]

中規模流域における農耕地等から流出する懸濁物質の実態把握

〇坂西 研二 [農業環境技術研究所]
佐々木 由佳 [山形大学農学部]
神田 健一 [農業環境技術研究所]
中島 泰弘 [農業環境技術研究所]

中規模流域桜川の分割断面における表層採水と底層採水による懸濁物質濃度の差違は小さく,ほぼ1:1の関係を示し,河川中心部と左右両岸付近での採水における懸濁物質濃度の比較では,懸濁濃度が小さければ,各観測点での差は見られず。懸濁濃度が大きいと各観測点でのバラツキは大きくなった。全窒素濃度は懸濁態窒素濃度の関係は,直線関係にあり,懸濁態窒素濃度と全窒素濃度との回帰式の傾きは1前後であり、その切片は溶存態窒素濃度の平均値と近い値を示した。

Keyword: 水質調査, 懸濁物質, 窒素
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