畜産廃棄物発酵消化液を投入した水田土壌中の窒素形態変化 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.486-487 , 2004

発表番号 6-28

Fate of Fermentation Manure Liquid Nitrogen in Paddy Soil

Nakamura Kimihito [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]
Sakurai Shinji [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]
Mitsuno Toru [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]

畜産廃棄物発酵消化液を投入した水田土壌中の窒素形態変化

〇中村 公人 [京都大学大学院農学研究科]
櫻井 伸治 [京都大学大学院農学研究科]
三野 徹 [京都大学大学院農学研究科]

家畜糞尿のメタン発酵による処理過程で生成される発酵消化液の農地還元は循環型社会構築のために不可欠である.有機物を多く含む消化液の肥料としての適正な投入管理法の確立を目的に,消化液を添加した水田土壌中の窒素形態変化特性の把握を試みた.不飽和状態では比較的上層で分解・無機化・硝化が生じ,飽和状態では添加後に分解・無機化が生じ,10日以上経過後に脱窒もしくは揮発による損失が支配的になることがわかった.

Keyword: 家畜糞尿, 窒素, 水田土壌
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