水制工を配置した実験水路におけるタナゴの遊泳行動 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.562-563 , 2004

発表番号 7- 6

Swimming Behavior of Bitterling in Experimental Canal with Spur Dike

Tokashiki Masaru [National Institute for Rural Engineering]
Mori Mitsuhiro [National Institute for Rural Engineering]
Ishimura Hideaki [National Institute for Rural Engineering]
Natsuka Isamu [National Institute for Rural Engineering]

水制工を配置した実験水路におけるタナゴの遊泳行動

〇渡嘉敷 勝 [(独)農業工学研究所造構部施設機能研究室]
森 充広 [(独)農業工学研究所造構部施設機能研究室]
石村 英明 [(独)農業工学研究所造構部施設機能研究室]
長束 勇 [(独)農業工学研究所造構部施設機能研究室]

流れの速い水路内における魚類の移動を可能とする新たな水路構造の設計に資するため,水制工を配置した模型水路におけるタナゴの遊泳実験を実施した。その結果,平面移動で1.0〜1.2m/s(体長0.04m換算で25〜30 BL/s)程度のかなり大きな速度で瞬間的には遊泳可能であること,速い流れ場の中では遊泳領域を選好する余裕がないこと,水制工上流部および下流部の低流速領域において定位すること,などが判明した。

Keyword: 水路, タナゴ, 遊泳行動
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