近自然河川工法に用いる井桁沈床の魚類生息場としての役割 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.570-571 , 2004

発表番号 7-10

A Study on the role of log mattress used in river naturalization works for fish habitat

TAKAHASHI Nobuhiro [Graduate School of Agriculture Utsunomiya Univ.]
MIZUTANI Masakazu [Utsunomiya Univ.]
GOTO Akira [Utsunomiya Univ.]

近自然河川工法に用いる井桁沈床の魚類生息場としての役割

〇高橋 伸拓 [宇都宮大学大学院]
水谷 正一 [宇都宮大学農学部]
後藤 章 [宇都宮大学農学部]

井桁沈床は,近自然河川工法として生態系の観点から見直されてきている.既往の研究から多孔質護岸工法周辺の効果は示されている。しかし、護岸工内部を利用する種・数や状況は把握できていない。本研究では,井桁沈床の有する石礫の空隙を利用する魚類に着目し,昼夜の利用状況など正確な利用状況の把握を行い,本工法自体が持つ機能を明らかにする.なお,井桁沈床を設置することによる餌資源や環境因子の変化を明らかにする.

Keyword: 井桁沈床, 近自然河川工法, 魚類生息場
GET PDF=04/0407-10.pdf



(C) JSIDRE

JSIDRE search system: Produced by mizo (1998.10.15) Updated by mizo & seki (update history)