ため池のもつ洪水緩和機能の定量評価 -大阪府岸和田市神於山地区における事例研究- (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.718-719 , 2004

発表番号 8-40

Quantitative Evaluation of Flood Mitigation Function by an Irrigation Pond - A case study in the Konoyama area, Kishiwada, Osaka -

NAKAGIRI Takao [Graduate School of Agriculture and Biological Sciences, Osaka Prefecture University]
IHIRA Kentaro [Sansui Consaltant Co.]
HORINO Haruhiko [Graduate School of Agriculture and Biological Sciences, Osaka Prefecture University]
OGINO Yoshihiko [Graduate School of Agriculture and Biological Sciences, Osaka Prefecture University]

ため池のもつ洪水緩和機能の定量評価 -大阪府岸和田市神於山地区における事例研究-

〇中桐 貴生 [大阪府立大学大学院農学生命科学研究科]
井平 顕太朗 [サンスイコンサルタント(株)]
堀野 治彦 [大阪府立大学大学院農学生命科学研究科]
荻野 芳彦 [大阪府立大学大学院農学生命科学研究科]

大阪府岸和田市神於山地区に位置する傍示池を事例に,出水時のため池上・下流における流量を比較し,「ため池のもつ洪水緩和機能」を定量的に評価した.この結果,評価対象の降雨事象全てにおいて,ため池による洪水緩和効果が確認された.また,ため池空き容量が大きいほど洪水緩和機能がより顕著となり,さらに空き容量の大きさにより,ため池管理操作がこの機能に及ぼす影響が異なることをシミュレーションにより明らかにした.

Keyword: ため池, 洪水緩和機能, 定量的評価
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