畜産の卓越する小集水域における窒素とリンの流出特性 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.738-739 , 2004

発表番号 8-50

Runoff characteristics of nitrogen and phosphorus load from high livestock density area

ISHIJIMA Tomoe [College of Agriculture IBARAKI University]
KURODA Hisao [College of Agriculture IBARAKI University]
NAKASONE Hideo [College of Agriculture IBARAKI University]
KATO Tasuku [College of Agriculture IBARAKI University]

畜産の卓越する小集水域における窒素とリンの流出特性

〇石島 智恵 [茨城大学農学部]
黒田 久雄 [茨城大学農学部]
中曽根 英雄 [茨城大学農学部]
加藤 亮 [茨城大学農学部]

窒素とリンの流出特性を知るために、畜産の盛んな集水域での長期調査と降雨時の集中調査を行った。その結果、平常時の全窒素濃度が26.6 mg/Lと高濃度の流出であった。降雨強度で5.6 mm/hour以上が15分継続した時に流出に変動が生じたため、これを増水期とした。増水期はアンモニア態窒素比負荷と全リン比負荷の増加が顕著であり、畜産のない集水域との比較から、本調査地の汚濁源は畜産だと考えられる。

Keyword: 畜産排水, 比負荷, 集水域調査
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