有明海奥部西岸域における貧酸素水塊の発生機構について (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.304-305 , 2005

発表番号 3-27

Occurrence Mechanism of Hypoxic Water in the Western Inner Part of Ariake Sea

Koriyama masumi [Faculty of Agriculture, Saga University ]
Seguchi masahiro [Faculty of Agriculture, Saga University ]
Ishitani tetuhiro [The United Graduate of Agricultural Sciences, Kagoshima University]

有明海奥部西岸域における貧酸素水塊の発生機構について

○郡山 益実 [佐賀大学 農学部]
瀬口 昌洋 [佐賀大学 農学部]
石谷 哲寛 [鹿児島大学大学院連合農学研究科]

本報では、夏季の有明海奥部における貧酸素水塊の発生機構を明らかにするため、現地観測を行い、その発生要因について検討、考察した。その結果、有明海奥部西岸域では、夏季の小潮時を中心に、ほぼ1週間にわたり激しい貧酸素水塊の発生が確認された。また、対象海域における貧酸素水塊発生の根源的な原因の1つとして、小潮時における流速の低下による海水の攪拌力の減少とそれに伴う海水の成層化が推察された。

Keyword: 有明海, 貧酸素水塊, 成層
GET PDF=05/05003-27.pdf



(C) JSIDRE

JSIDRE search system: Produced by mizo (1998.10.15) Updated by mizo & seki (update history)