農耕地から流出する懸濁物質の実態把握−中規模流域河川と野菜畑作地帯の比較− (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.154-155 , 2006

発表番号 2-13

Actual Condition of Sediment Solid from Cultivated Land -Comparison of Basin in Middle Reaches River and Vegetable Fields Area-

Banzai Kenji [Na. Res. Inst. Agro-Environmental Sci.]
Kasuya Masahiro [Aichi-ken Agricultural Res. Center]
Kanda Kenichi [Na. Res. Inst. Agro-Environmental Sci.]
Nakajima Yasuhiro [Na. Res. Inst. Agro-Environmental Sci.]

農耕地から流出する懸濁物質の実態把握−中規模流域河川と野菜畑作地帯の比較−

○坂西 研二 [農業環境技術研究所]
糟谷 昌宏 [愛知県農総試東三河農業研究所]
神田 健一 [農業環境技術研究所]
中島 泰弘 [農業環境技術研究所]

中規模流域桜川と豊橋市野菜畑作地帯(阿羅田川)から流出する懸濁物質の実態を比較した。河川底に据置型濁度計を固定し,採水装置及び現場採水によるSSと濁度計値の関係を示した。桜川では両者の相関は相当の分散があるものの実用可能であり,阿羅田川ではかなり分散していた。SSに関してLQ関係を比較すると桜川のような中規模河川の相関が良く,阿羅田川のような小さい流域の相関は,畑地侵食の影響のためかバラツキが大きくなった。

Keyword: 水質調査, 懸濁物質, 窒素
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