有明海奥部における貧酸素水塊の発生と密度成層の関係 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.156-157 , 2006

発表番号 2-14

Relation Between Occurrence of Hypoxic Water and Density Stratification in the Interior Parts of Ariake Sea

ISHITANI Tetsuhiro [The United Graduate School of Agricultural Science,Kagoshima University]
SEGUCHI Masahiro [Faculty of Agriculture, Saga University ]
KORIYAMA Masumi [Faculty of Agriculture, Saga University ]

有明海奥部における貧酸素水塊の発生と密度成層の関係

○石谷 哲寛 [鹿児島大学大学院連合農学研究科]
瀬口 昌洋 [佐賀大学 農学部]
郡山 益実 [佐賀大学 農学部]

有明海奥部における貧酸素水塊の発生と密度成層の関係について検討した。貧酸素水塊は底質の含泥率の高い西部沿岸域で頻発していた。発生時の海水密度は全域にわたって弱混合状態となっており,顕著な密度成層が形成されていた。底層のDOは表底密度差の拡大に伴って低下する傾向があり,成層によって表層から底層への酸素供給が制限されることが推察された。また,降水量の増加に伴い表底密度差が拡大する傾向が見られた。

Keyword: 有明海, 貧酸素水塊, 密度成層
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