静岡県牧之原台地周辺水系における水質トレンド解析 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.208-209 , 2006

発表番号 2-40

Water Quality Trends in Makinohara Plateau, Shizuoka

Hirono Yuhei [National Institute of Vegetable and Tea Science]
Watanabe Ikuo [National Institute of Vegetable and Tea Science]
Matsuo Kiyoshi [National Institute of Vegetable and Tea Science]
Nonaka Kunihiko [National Institute of Vegetable and Tea Science]

静岡県牧之原台地周辺水系における水質トレンド解析

○廣野 祐平 [野菜茶業研究所]
渡部 育夫 [野菜茶業研究所]
松尾 喜義 [野菜茶業研究所]
野中 邦彦 [野菜茶業研究所]

本研究では,過去10年間の水質測定データを用いて,近年茶園への窒素施肥量が削減されるようになってから,静岡県牧之原台地周辺水系の硝酸性窒素濃度にどのような変化が現れているかを統計的手法により検証した.その結果,多くの測定地点において濃度の減少傾向,すなわち水質改善の傾向がみられた.特に台地の北部および中部においてその傾向が大きかった.しかし,南部の小河川については有意な減少傾向はみられなかった.

Keyword: 硝酸性窒素, トレンド解析,
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