内モンゴル・ウーシン旗における経年の植生変化に関する検討 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.212-213 , 2006

発表番号 2-42

The study on the interannual variability of vegetation in Wusin Banner, Inner Mongolia

Daogetong [United Graduate School of Agricultural Science, Gifu University ]
AMAYA-TAKAO [Faculty of Applied biological Science, Gifu University ]

内モンゴル・ウーシン旗における経年の植生変化に関する検討

○道格通 [岐阜大学大学院連合農学研究科]
天谷 孝夫 [岐阜大学応用生物科学部]

地球規模での環境問題の重要課題である,内モンゴル草原地帯の適切な管理と持続的な利用に関し,オルドス市・ウーシン旗のモウス砂漠域において調査を実施した。2004年から2005年にかけての28地点における植生調査成果を,1982年のデータと比較検討した結果,23年間で植生の劣化と砂漠化が進行する一方,一部では生態系回復工の効果が見られ出すなど,新たな局面が生じつつあった。今後は,現地調査結果の分析をさらに詳細に進めることにより,当地での持続的な環境修復対策を提言する予定である。

Keyword: 自然環境, 砂漠化, 植生変化
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