廃材炭化物を用いたクリーク水の負荷削減 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.228-229 , 2006

発表番号 2-50

Reduction of Loads in Creek Water using Carbonized Wastes

Haraguchi Tomokazu [Faculty of Agriculture, Saga University]
Kato Osamu [Faculty of Agriculture, Saga University]
Inoue Rie [Graduate School of Agricultural Science, Saga University]

廃材炭化物を用いたクリーク水の負荷削減

○原口 智和 [佐賀大学農学部]
加藤 治 [佐賀大学農学部]
井上 理恵 [佐賀大学大学院農学研究科]

廃材(杉間伐材,松葉)の炭化物を利用したクリークの水質浄化に関する実験を行った。循環型カラム通水装置を用いて行い,試料水には代かき時の田面落水を模した水および硝酸カリウム水溶液の2種類を用いた。木炭(杉間伐材)は粒径2mm以上とそれ以下の2種類に分け,松葉炭は長さ10mm以下に砕いた。嫌気条件下では,粒径2mm以下の木炭の全窒素除去能力が高く,松葉炭は硝酸態窒素の除去に効果があることが示された。

Keyword: 水質浄化, 松葉炭, 木炭
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