湖沼ヘドロの再資源化に関する基礎的研究 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.252-253 , 2006

発表番号 2-62

Fundamental Study on Recycling Technology of Muddy Sediment in Lakes and Marshes

Nishihara Daisuke [Graduate School of Bioresource Sciences, NIHON UNIVERSITY]
Ishikawa Shigeo [College of Bioresource Sciences, NIHON UNIVERSITY]
Nagasaka Sadao [College of Bioresource Sciences, NIHON UNIVERSITY]

湖沼ヘドロの再資源化に関する基礎的研究

○西原 大祐 [日本大学大学院生物資源科学研究科]
石川 重雄 [日本大学生物資源科学部]
長坂 貞郎 [日本大学生物資源科学部]

本研究では,閉鎖水域における多量の堆積へドロを水質浄化資材としての資源化を目的として,ヘドロの焼成とリン吸着に関しての基礎実験を行った。焼成実験によりペレット加工したヘドロは,500℃で5分間の焼成で硬質で耐水性とリン酸吸収係数の向上をみせ,T−P除去率64%,PO4−P除去率92%を示した。また,カキガラ粉末を添加することでリン酸吸収係数が向上し,リン除去の潜在的機能が示唆された。

Keyword: 水質浄化, ヘドロ, 再資源化
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