湛水休耕田における動植物相 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.326-327 , 2006

発表番号 3-31

The fauna and flora in a ponding fallow field

sakurai yuji [Faculty of Agriculture, Ehime University]
yano kazuyuki [United Graduate School of Agricultural Sciences, Ehime University]
nakamura mayuko [Graduate School of Agriculture, Ehime University]

湛水休耕田における動植物相

櫻井 雄二 [愛媛大学農学部]
○矢野 和之 [愛媛大学連合農学研究科]
中村 真由子 [愛媛大学農学研究科]

筆者らは休耕田を水田としてのポテンシャルを維持し,その管理に手間をかけない方法として深水による湛水管理を提唱しており,その提案手法により4年間継続管理されている2ヶ所の休耕田における生物相の検討を行った。結果,植物は0−7種,動物は10−26種が出現した。また,植物が全くない状態よりも適度に存在している場合に,水田生態系における動物の多様性が見られた。

Keyword: 湛水休耕田, 生物相, 水田生態系
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