トウキョウダルマガエルの季節的消長と水田環境との関係 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.328-329 , 2006

発表番号 3-32

Relationships between seasonal prevalence of Rana porosa porosa and paddy field environments

SATO Taro [Sado Regional Promotion Bureau,Niigata Pref]
SATO Jiro [Faculty of Agriculture,Iwate Univ]
Azuma Atsuki [Faculty of Agriculture,Iwate Univ]

トウキョウダルマガエルの季節的消長と水田環境との関係

○佐藤 太郎 [新潟県佐渡地域振興局]
佐藤 次郎 [岩手大学農学部農林科学科]
東 淳樹 [岩手大学農学部農林科学科]

トウキョウダルマガエルの季節的消長と水田の湛水深との季節的変化との関係を調べた.その結果,本種の好適環境として,長期間,安定した湛水が継続し,適度な植生が存在する環境の重要性が指摘された。また中干しや草刈りの時期や期間のばらつきが,このような環境を地域内に長期に存在させることが示唆された。本種の保全には,中干しや草刈りを行なう時期・期間について,ばらつきをもたせた維持管理の取組みが有効である。

Keyword: 生態系, ビオトープ,
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