コンクリート水路の改良による生態系保全の検討 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.336-337 , 2006

発表番号 3-36 

Examination of Ecosystem Maintenance by Improvement of A Concrete Waterway

Oohashi Masanobu [Hyogo Pref. Toyooka Land Improvement Office]
Koyama yoshikazu [Hyogo Pref. Toyooka Land Improvement Office]
Takabayashi Kazuyoshi [Hyogo Pref. Toyooka Land Improvement Office]

コンクリート水路の改良による生態系保全の検討

大橋 正宜 [兵庫県豊岡土地改良事務所]
○小山 純数 [兵庫県豊岡土地改良事務所]
高林 主佳 [兵庫県豊岡土地改良事務所]

生態系保全工法では,従来型と比較してコストや維持管理が増大したり,耐用年数が短くなったりすることが多い。そこで,コンクリート水路において,サイズや線形,内部構造を工夫することで魚類の生息環境を改善し,その効果検証を5年間実施した。結果,工事前の土水路以上の種数・個体数が確認できたほか,従来型よりも生態系回復のスピードも早かった。また,維持管理面でも従来型とほぼ同様の管理労力となった。

Keyword: 生態系保全, 維持管理, 省力化
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