棚田における曲線要素を活かした区画による圃場整備の検討 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.468-469 , 2006

発表番号 4-37 

Study of Farm Land used by Curvaceous Figure in Terraced Paddy Field

KIMURA Yohihisa [National Institute for Rural Engneering]
MATSUMORI Kenji [National Institute for Rural Engneering]
KURITA Hideharu [National Institute for Rural Engneering]

棚田における曲線要素を活かした区画による圃場整備の検討

○木村 吉寿 [農村工学研究所]
松森 堅治 [農村工学研究所]
栗田 英治 [農村工学研究所]

棚田における基盤整備の整備率は低く,生産基盤としての劣悪な環境等から荒廃化が危惧されている。他方,圃場整備を実施すると,直線基調の画一的で単調な区画に改変され,棚田景観への影響が懸念される。このため,地形の持つ曲線要素を活かした整備方式の導入可能性を検討した。評価試験の結果,景観(見栄え),経済性(整備費)の面からは,曲線基調の整備方式が,直線基調の整備方式よりも高い評価となることが示唆された。

Keyword: 棚田景観, 圃場整備, 曲線
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