農業用水路のパイプライン化による水収支と水質への影響 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.484-485 , 2006

発表番号 5-6

Influences in Water Balance and Water Quality by Changes of Irrigation System from Open Channel to Pipeline

Kowada Keita [Graduate School of Agriculture, Hokkaido University]
Nagasawa Tetuaki [Research Faculty of Agriculture, Hokkaido University]
Yamamoto Tadao [Research Faculty of Agriculture, Hokkaido University]
Inoue Takashi [Research Faculty of Agriculture, Hokkaido University]

農業用水路のパイプライン化による水収支と水質への影響

○小和田 桂太 [北海道大学大学院農学院]
長澤 徹明 [北海道大学大学院農学研究院]
山本 忠男 [北海道大学大学院農学研究院]
井上 京 [北海道大学大学院農学研究院]

石狩川下流域の篠津地域では,用水路のパイプライン化が行われている。本研究では,パイプライン化による水収支と水質への影響を調査した。その結果,水資源の有効利用,ランニングコスト削減について,一定の効果があることを確認した。一方,水質環境の変化は明確に確認できなかった。今後,さらに徹底した水管理を行うことで,排水量を削減できれば,流量に大きく依存するSS負荷流出の抑制効果が期待できる。

Keyword: パイプライン, 篠津運河, 水収支
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